ディー・ボースマ博士からのメールをご紹介致します(^○^)!!

2012 年 9 月 5 日 水曜日

チリの「オーシャン・ブリーズ号座礁事故」について、以前、ワシントン大学のディー・ボースマ博士に問い合わせを致しました…と申し上げました。ペンギン会議事務局スタッフの高橋さんから、ボースマ博士にコンタクトしていただいた返信が、9月1日に届きました。まずは、ボースマ博士からのメールを、原文のままご紹介致します。

I don’t know about this Hiro.

I’m in South Africa right now working with the some of the penguin researchers here. At least there are no oil spills here right now.

ボースマ博士はペンギン会議の顧問であり、フンボルトペンギン属研究の第一人者です。過去には、来日された折りに「ペンギン会議全国大会」でご講演いただいたこともありますので、皆様もよくご存知だと思います。「重油流出事故防止」や「事故発生後の救護活動」にも精通し、最近新たに、このテーマに関する一般書を出版されたとのことです。

さて、上記のメールによれば、9月1日現在、南アフリカでほかの研究者と共にケープペンギンの調査活動にあたっていらっしゃるようですね。以前お知らせしました通り、ケープペンギンも最近数年間で個体数が激減しています。ボースマ博士のご専門は「ペンギンの保全生物学」ですから、なにか重要な調査をされているのだと思います。

いずれにしても、チリでの「オーシャン・ブリーズ号座礁事故」については、博士はまだご存知ないようです。

実は…、チリからは「オーシャン・ブリーズ号からなんらかの油漏れが起きているのではないか?」という未確認情報が、4日早朝(日本時間)に届いております。この情報につきましては、確認がとれ次第ご報告申し上げます。

万が一「油汚染事故」が起きた場合は、改めてボースマ博士やその他の国際救護機関に連絡をとり、必要な活動を開始したいと考えております。

その際には、皆様のお力添えを改めてお願い申し上げますので、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!

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