まずは、村山様からいただいたメールをご覧下さいませ_(._.)_!!
「世界初、ゲイのペンギンカップル、卵を温め孵化させることに成功(デンマーク)
動物の同性愛は自然界においてそう珍しくはないそうで、社会性鳥類および哺乳類、特に海洋哺乳類および霊長類において広く観察されているそうだ。(wikipedia)これまではあまり調査されてこなかったが、比較的観察がしやすい動物園では、特にオス同士のペンギンのカップルが世界各地で確認されている。
そんな中、デンマーク、オーデンセ動物園で愛を育んできたゲイのペンギンカップルが卵を抱いて温め、孵化させることに成功したそうだ。ちなみにゲイのキングペンギンが卵からヒナを孵したのは世界初となる。
このカップルは前々から子どもが欲しくてしかたがなかったようで、隙を見ては他のカップルの卵を盗もうとしたり、繁殖シーズンには、死んだニシンを卵代わりに温めていたりしていたそうだ。
「どうやらこのカップルは本気である。」動物園の飼育員さんたちがそう実感していた矢先、ゲイのカップルに幸運が訪れた。園内のペンギンのメスが、卵を産んだものの、夫以外のオスに恋をしてしまい、我が子(卵)と夫を捨て、愛に走ってしまったのである。そして新しい男(オス)と速攻で結ばれ、新たに卵を産んでしまったのだ。
不倫に走った母親により放置されてしまった元夫との間に生まれたひとつの卵。ここで代理パパたちの登場だ。動物園側は人工卵をゲイカップルに与え、訓練させた上でこの卵を与えることにした。そして見事、かわいらしい赤ちゃんが誕生したのである。
ヒナは1か月前に生まれたそうだが、ペンギンは生後8か月になるまでその性別はわからないという。お父さんとお父さん、おめでとう!死んだニシンを温めてたくらいだもの、ほんとうに子どもが欲しかったんだね。愛情たっぷり注ぎ込んで、きっと立派に育て上げてくれるよね。
」
村山様、いつも貴重で新鮮な情報をありがとうございます_(._.)_!!
ペンギンのオス・オスカップルが卵を孵化させ子育てにも成功した話は、これまでにもありました。例えば、アメリカのニューヨークにあるセントラルパーク動物園のヒゲペンギンカップルが、無事ヒナを育てた話は絵本になって賞を受けています(^○^)!!
しかし、この記事にあるように、キングペンギンではまだそういうことは聞いたことがありません(^○^)!!おそらく「世界初」の確認事例でしょう。
それにしても、マスコミの世界では、こういう話題が好まれるのか、繰返し報道されますね。まあ、飼育下での有精卵を有効に活かすという点では、確かに重要なことです(^○^)!!特に、最近日本では一部の園館を除いてキングペンギンの繁殖事例が減っていますから、今後は機会があればこういう方法も試みる必要があるのかも知れません。