近藤鉄也さんのチリ便り〜第46回〜世界動物園水族館協会(WAZA)の公式サイトにメトロポリタン動物園の「フンボルトペンギン保全プロジェクト」が正式に紹介されペンギン会議の名前も記載されているという嬉しいお知らせをいただきました(^○^)!!

2012 年 11 月 16 日 金曜日

まずは、近藤様からいただいたメールをご覧下さい_(._.)_!!

上田様

お世話になります。
こちらは随分夏らしくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

先日WAZAのHPにメトロポリタン動物園でのペンギン保護活動が掲載されたとの通知がありましたのでお知らせします。
Overview : WAZA : World Association of Zoos and Aquariums
サポーターの海響館・PCJ・JICAの名前もしっかりと記載されています。

この活動の成果か、これまでは放棄卵しか採集できなかったのですが、今後、上手く育つ可能性が低い卵も回収してよいことになりました。これからの保護活動に向けて障害がまた一つ取り除かれ、非常に喜んでおります。
今シーズンイスラロコスから回収した4卵もその一環で、本日2卵目が孵化、3卵目が嘴打ち中で、仮親がしっかりと面倒を見てくれています。

また昨日アルガロボの定期調査に出かけました。
今シーズン初めて亜成鳥を見ることができて(しかも16羽も)、ホッとしています。アルガロボはイスラロコスより100㎞以上も南に位置しているので当然繁殖も遅いだろうなと思っていたのですが、既に大きな雛もいて驚いています。
この他に単独行動をしているマゼランの亜成鳥らしき個体もいましたが、この個体を含めて油のような斑点がある個体がいくつかいたのが気になってます。

ではまた連絡いたします。

近藤

近藤様、いつも新鮮で貴重な現場情報をいただき、本当にありがとうございます_(._.)_!!

WAZAのサイト、私も確認致しました(^○^)!!「保全活動」のカテゴリーでのレポートであることが、本当にありがたく名誉なことだと感じております(^○^)!!これも、近藤様はじめフンボルトペンギンの保全・研究にご尽力いただいているチリ・日本・世界各国の方々のご努力の賜物だと確信しております。皆様のお力添えに心から感謝申し上げますとともに、今後とも一層のご支援を賜りますよう、改めて何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!

さて、生息地の繁殖状況は悪くはないようですね(^○^)!!ただ…、重油汚染の心配が拭いきれないことが気がかりです(~_~;)!!今後、注意深く観察していく必要がありそうですね(^○^)!!

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