◇タイトル『ペンギン知られざる子育て:ケープペンギン・アデリーペンギン』
この番組は、以前『ダーウィンが来た!』で紹介した「ボールダーズビーチ=サイモンズタウン」のケープペンギンの生態を、さらに広範囲の取材素材を用いて、「ケープペンギンの繁殖生態」を中心に、詳細に記録したものです。
このブログでも触れましたが、今、ケープペンギンは「新しく重大な環境激変」にさらされ、急速に個体数が減少しています。10年間に、17万羽から10万羽以下に激減しているという研究者もいます。
長年「人為的な圧力=卵狩りや重油汚染等」にさらされてきた上に、どうやら新しくより大規模な「危険」にさらされ始めたようなのです。
この番組は、ケープペンギンの繁殖生態を通じて、その新たな危機の実態を、いち早くご紹介することになるはずです。「アフリカンペンギン達の現状」をご覧下さい。
また、後半は、これまでの取材素材から、ケープペンギンとは対照的な南極ペンギン=アデリー達の「子育ての現状」をご紹介致します(^o^)/
▼Channel
NHK BS hi
▼Program
ワイルドライフ
▼Date
2010年9月20日(月)
▼Time
20時20分〜21時30分
今日,番組を見ました。懐かしいサイモンズタウンの町並み。そして、様々な角度からのケープペンギンたちの姿の収録がとてもすばらしかったです。
2009年から2年間、カタクチイワシなどの漁業量(範囲でしたっけ?)を制限して、今後のペンギンたちの様子を見守る取り組みがすばらしいと思いました。地元の漁師を説得した博士、そして、その条件を納得した漁師の方々に感服します。今後の地元での展開が気になるところですね。
すばらしい番組をありがとうございました。
white-flipper 様
番組をご覧いただき、こんなに早く貴重なコメントをいただき、本当にありがとうございましたm(__)m!!
現地取材したスタッフも、2ヵ月弱の取材期間中にすっかり「ペンギンファン」になってしまったそうです。
地元には様々な考え方や立場の人々がいますから、今後もケープペンギンの保全にはいろいろなハードルが出てくるに違いありません。「環境の変化」と「人間生活の安定」、そして「ペンギンたちの未来」とをどうやってバランスさせていくか?これからが正念場だと思います。
引き続き、現地からの情報に耳を傾けていくつもりです(^o^)/