東北・北海道・関東は、東日本大震災以降何回も大きな「余震」に襲われてきました。最近も、数日前からその予兆ともいえる地震が続いていたのです。そして昨日。
実は、私自身は、あの「3・11」の時とほとんど同じ状況にいました。学校の職員室の自分の机で、1日の事務処理(出席簿の〆や日直日誌の確認等々)をしていました。「オヤッ!?」っと思って頭の上に積んである地図などをながめると揺れていました。揺れはだんだん大きくなり2分間以上続いたのです!!「キタ!!」と思いました。
すぐに職員室内にある全校放送用の機械に飛んでいき、まだ居残り勉強や部活のために校舎内にいる生徒に放送で注意を呼び掛けました。その間、頭の中は完全にあの「3・11」に戻っていました。
幸い、私の勤務校をはじめ都内には大きな被害はありませんでした。しかし、交通機関はしばらく混乱したようです。
東北、特にマリンピアクラブ関係の方々にメールしつつ、考えたことがあります。ある方は、岩沼市役所前にいらして、鳴り続けるサイレンと走る緊急車輛などに子どもたちが怯えて泣き止まないことを悲しんでいらっしゃいました。また、ある方は、「3・11がフラッシュバックすることが心配だ」とご連絡下さいました。
震災による被害とはなんでしょうか?それは目に見えるものだけでは決してありません。無形のしかも心の深いところに受けた傷痕は、容易には癒えないものなのだな!!そういうことを体感した昨夜でした。
被災地はもちろん、全国の皆様から貴重な安否情報と温かい励ましのお言葉をいただきました。本当に本当にありがとうございます!!どうかどうか、今後とも、巨大な自然の猛威と思わぬ人為的な災害とに細心の注意をはらい、力を合わせてこの危難を克服していきましょう!!何卒よろしくお願い申し上げます!!