リチャードさんから小澤由紀子さんを通じて、ラプカの悲報が入りました。以下に、そのメールの全文を記します。
突然ですが、残念なお知らせがあります。
昨日ラプカは、やはり天国に逝ってしまいました。
リチャードさんが、コメントを出しましたので、日本語訳を送ります。
今朝未明、肺と低体温症の問題を克服することができず、12日間の療養のすえデルフィ(ラプカ)は亡くなりました。ラプカを応援してくださって、ありがとうございました。
ご強力頂いたボランティアの方、ニュースをみて心配してくださった世界中の皆様にお礼を申し上げます。
しかし、これで終わった訳ではありません。年間2000から4000のラプラタカワイルカが漁師の網に引っかかります。
ラプラタカワイルカの生態はあまり知られてなく、やるべき事は沢山あり、今回の無念さは、今後の課題として向き合って行かなくてはなりません。
ラプラタカワイルカを次の世代に引き継ぐことができるよう、活動を行って行きましょう。
リチャード テソレ
居なくなったラプカを探しているような、Piki.
小澤由紀子
私からも、ラプカ(リチャードさんがつけた名前はデルフィ)を心配し、応援して下さった大勢の皆様に心からお礼申し上げます!
ラプカは苦しかったでしょうが、きっと嬉しかったに違いありません。
毎年、何千というラプラタカワイルカが死んでいく中で、生まれてほんの3週間ほどでしたが、リチャードさんの献身的な看護をうけ、皆さんに見守られ応援されてきたのですから…。
もちろん、こんな考え方は「感傷」に過ぎないかもしれません。
しかし、ラプカは「治療のために何が必要か」という貴重な教訓を残してくれました。
リチャードさんのご努力やラプカの死を無にしないため、今、「里親制度」の開始準備を急いでいます。
その資金で、今後収容されるであろう「ラプカのなかま」達のために、必要な設備や機材を整えて下さい。
ピキ!ラプカの分まで頑張ろうね!!
先週末、小澤さんからお送りいただいた動画2本を、先ほどYouTubeにアップし、ブログでもご紹介いたしました。
http://blog.penguin-style.com/2010/11/16/uruguay-3/
この愛らしい姿がまさか最後の動画になってしまうとは…残念でなりません。
上田先生のブログをご覧の皆様、
上記URLの記事内にも書きましたが、現在、「里親制度」の仕組みづくりを、急ぎ進めております。
あとほんの少しだけ時間をください。
そして、里親制度開始後は、皆様のあたたかいご支援ご協力をお願いできましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
悲しくて言葉も出ません・・・・。切ないです。たくさんの生き物がどうか、助かることを願います。
ラプカの事は、残念でなりません。しかし、リチャードさんの言う通り、これで終わった訳では、ありません。今回の事をふまえて、これから助けを必要とする、ラプカやピキの仲間たちに関わって行かなくてはなりません。
これから始まる里親制度が、餌やビタミン剤、薬、保温器具、冷房器具など、ピキやその仲間が必要とするものになって、彼らに最善を尽くせる環境を整えて行きたいな、と思っています。
気落ちしているリチャードさんをピキが、元気づけてくれる事でしょう。ピキ、リチャードさんを宜しくね。
なんと・・・そうでしたか。
命は限りあるもの、とは言いますが・・・残念でなりません。
ただ、リチャードさんを始めとするたくさんの方の献身的なサポートがあったから、ラプカはまだ幸せだったかもしれません。救助されずに一生を終えてしまう生き物がまだまだたくさんいる現実を、私もしっかりと考えて行動していきたいと思います。
ペンギンだけではなく、多くの生き物が真っ当な生き方を出来るよう、私も資金援助させていただきたいと思っています。
「里親制度」大変でしょうが、1日でも早く立ち上げることが出来るよう、願っています。
平川貴子 様、むらペン 様、小澤由紀子 様、とり 様、manchot 様
皆様、温かいコメント、力強いコメントを、本当にありがとうございました_(._.)_!!しばらくご返信できず、申し訳ございませんでしたm(__)m!!
皆様のお力で「里親制度」を支えていただければ幸いです!よろしくお願い申し上げますm(__)m!!