この度の「SOS:Rescate de Fauna Marina 支援のための里親制度」開設にあたりましては、皆様のご理解とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。
さて、制度の開始早々、誠に恐縮ですが、先日スタート致しました「イワトビペンギンピキの里親になる」につきまして、突然ですが、お詫びと変更をお願い申し上げたく、皆様にご連絡申し上げます。
本日(11月24日=日本時間)早朝、ウルグアイのリチャードさんより小澤由紀子さんを経由して、下記のような連絡がありました。
イワトビペンギンのピキが、突然、海に出ていってしまいました。
これまでも、例えば、収容されたキングペンギンが次のリリースシーズン(例年はだいたい8〜9月)を待たずに、自分で海に出ていったことがありました。
ピキも、本来ならば、来年のリリースシーズンまで、リチャードさんの施設内にいる予定でした。ピキは、確かにリチャードさんになついてはいましたが、元来『ペット』として飼育していたわけではありませんから、行動は自由でした。
リチャードさんは、海に入ったピキに呼びかけたそうですが、ピキはそのまま帰ってこなかったそうです。体力的には既に回復していましたので、海で餌さえ取れれば、大丈夫だと思われます。
ただ、リチャードさんは自身は、かなり寂しそうです。
2頭のラプカは、病気と体力不足のため、残念ながら助けられませんでしたが、ピキは、リリース時期がかなり早まったものの、これで「無事リリース完了」となったわけです。今は、野生に戻ったピキの幸せを祈るばかりです。
ただ、皆様には「ピキの里親」を募集しておきながら、このような結果となり、誠に申し訳ございませんでした。特に、既に、今回の趣旨にご賛同いただき、基金をお振込みいただいた方には、心よりお詫び申し上げます。その皆様には、これから、個別にご連絡申し上げ、返金のご希望があれば、ご指定の口座に返金させていただきます。また、何かお問い合わせがございましたら、今回の「里親募集窓口」である「ペンギン・スタイル」サイトまで、ご連絡をお願い申し上げます。
従いまして、「イワトビペンギンピキの里親になる」は、ただ今をもちまして締め切らせていただきます。
※お問い合わせ先:ペンギン・スタイル お問い合わせ
次に、引続きのお願いがございます。
ピキは無事に野生復帰しましたが、リチャードさんの救護施設には、まだリリースを待っている動物達がいます。その一覧を以下に記しますので、ご希望の動物がおりましたら、その動物名を指定して「里親」にご応募下さい。なお、これらの動物の動向につきましては、リチャードさんと小澤さんから、随時新しい映像や情報を送っていただき、「ペンギン・スタイル」や「上田のブログ」上でご報告申し上げます。
なお、「里親制度の趣旨」と基本的システムは「ピキの場合」と同じです。
引続き、皆様のご理解とご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。
◇「里親募集中」の動物
1)マゼランペンギン:4羽
2)ミナミアメリカオットセイ(幼獣):2頭
3)アオウミガメ:1頭
4)ミナミセグロカモメ:5羽
おお!
ピキ君、海に帰ったんですね。
私なりの勝手な解釈だけれど、きっと、この里親制度を立ち上げるために、リチャードさんを支援するために、ピキ君はペンギン界からやってきた使者のように思えてなりません。
たぶん、私個人では何の支援もできませんでした。でも、小澤さんや上田先生、ペンギンスタイルさんたちが窓を開けてくれたおかげで、一歩踏み出すことができたと思います。
ありがとうございます。そして、これからも、いろいろな情報、よろしくお願いします(笑)
white-flipperさん、素敵なコメントをありがとうございました。
私も、個人では何もできないのです。皆さんにご協力いただいて、やっと何かができるのです。これからも、どうぞよろしくお願い致します。
white-flipper 様、小澤由紀子 様
素晴らしいコメントを、ありがとうございます(^o^)/
「ピキはペンギン界からの使者」!!ほんとにそうですね!「個人ではなにもできない」…これもその通りです。
でも、私はこんなふうに考えています。
「個人があるから、力を合わせる喜びが生まれる!!」私たちの活動は、誰かに「強いられたもの」ではありません。
いつもはバラバラでも、いざとなれば一致団結する。そんな感じが大好きです(^o^)/
ところで、ピキに関してはこんなことも考えています…。
「ひょっとしたら、リチャードさんのところに、ひょっこり戻ってくるかも!?」ピキが挨拶にきてくれると楽しいですねぇ!