すでにニュース等でご存じの通り、各地で「毒性の強い鳥インフルエンザ」によって死亡する野鳥(コブハクチョウやナベヅル等の渡り鳥)発見の情報が流れております。
発見地周辺では、厳重な警戒・調査態勢が敷かれているようです。
私のところには、いろいろなルートで、「動物園や水族館のペンギンは大丈夫でしょうか?」という趣旨のお問い合わせが寄せられております。
現在までのところ、内外を通じて、「ペンギンが鳥インフルエンザウイルスに感染した」あるいは「ペンギンが鳥インフルエンザで死亡した」という情報は入っておりません。
理由はよくわかりませんが、今のところ、「鳥インフルエンザウイルス」は、全ての鳥類に均等に感染し、発症・死亡する、ということではないようです。
ただし、今後、この分野に関する調査・研究が進めば、より詳しく正確な実態が明らかになってくると思います。
いずれにしても、万一の場合に備えて、厳重かつ周到な対応計画を立てておく必要があるでしょう。
もちろん、動物園や水族館では各々関係法令に基づいて、すでに然るべき態勢を準備していると思いますが、万一の場合は、残念ながらかなり厳しい選択を迫られることになるでしょう。
「鳥インフルエンザ」は、人間やペンギンだけでなく、全ての生きものにとっての新しい試練です。
冷静、厳正、迅速な対応が求められているのは、ご存じの通りです。
もし、何か新しい情報がありましたら、お教え下さい。
どうかすべての生き物を助ける方法が見つかるように祈るばかりです。∈;)
ペンギンは、鳥類なのに「鳥インフルエンザ」にかからないなんて不思議です!!
私も、去年の「新型インフルエンザ」含めて、まだ一度も「インフルエンザ」には罹ったとがありません。私はペンギンなのかもしれません。
でも、鳥類が好きで好きでたまらなくなるタイプの「鳥インフルエンザ」には長年罹っています。要するに、鳥にトリつかれているってわけです。
そういえば、何年か前、「カエルツボカビ病」が世界各国で流行したという新聞記事を見たのを覚えています。とても感染力が強いそうです。
むらペン 様、ペンギン大好き女子中学生 様
コメントありがとうございますm(__)m!!
正直に言って、「鳥インフルエンザ」とペンギンとの関係は「まだ未解明」です。
わからないことだらけで、断定どころか、何か推定することも難しい状況です。
ウイルス感染は、人間にとっても他の生きものにとっても、大変な試練です。
ただ、嘆いてばかりでなく、如何に対応していくか、人間の理性と叡智が試されているということは言えるでしょう。