昭和基地にいらっしゃる笹森映里隊員から最新の「越冬便り」をいただきました(この原稿は3月30日に受信致しました)。まずは、笹森隊員のお便りをご覧下さいませ!!
「スカルブスネス。昭和基地からおよそ50km南に位置しています。1月21日から6日ほど観測に行ったときのこと。
これは私たちのキャンプの前から撮ったものです。南極の夏、こんなふうに凍っていない海が見られる場所もあります。遠くにはシェッゲと呼ばれる断崖絶壁の山。
写真の中央より少し左側。見えますか?アデリーです。ここから上陸したり海に出たりするアデリーを何羽も見かけました。ふくれたお腹。重たそうによたよた歩きます。行く先はヒナの待つおよそ3km先のルッカリー。岩場や砂場を歩き、池や湾を泳いで到着です。私たちがここを訪れたときはちょうどクレイシが形成されていました。このルッカリーの様子、詳しくは次の越冬便りで。
*今の昭和基地*
◇日の出:6:57◇日の入り:17:53◇気温: ・2.0℃◇風速: 15.9m/s◇天気: 吹雪◇外出注意令発令中◇-20℃まで下がることも出てきた昭和基地。吹雪のときは気温が上がります。」
笹森映里隊員、本務でご多忙のところを、新たなお便りをありがとうございました!!いよいよ本格的な「外出注意令」が発令されているんですね!!突然のブリザード、くれぐれもお気をつけ下さい!!
スカルブスネスのアデリーペンギンのルッカリー…、なんと昭和基地からさらに南方50kmに位置してるんですね!!それだけでも驚きです!!貴重な映像とお話の続きがとても楽しみです(^○^)!!