南極の昭和基地にて越冬隊員として活躍していらっしゃる笹森映里様から、『越冬便り~第5回~』の原稿を頂戴した時(4月16日)に、いただいたメールをご紹介致します。:
「上田さま
お世話になっております。笹森映里です。
熊本で地震が起きて大変なことになっているようですね。これ以上被害が大きくならないことを祈るばかりです。こちらの地震計でも今回の地震の波形が記録されています。
こちらは13年ぶりに基地近くの海が開くという事態になっており、今後の観測や行動計画の変更が余儀なくされているところです。。」
笹森映里様、熊本を中心とする九州での大きな地震につきましては、日本中の方々が心を痛め、同時に被災地の皆様のご無事と救助・救援活動の進捗とを祈っております。
南極の昭和基地でも、九州での地震の波形が記録されたという事実。今回の震災の大きさを、改めて痛感した次第です。
また、昭和基地周辺の氷と海の状況、これまでとは異なる対応が必要になっているのですね。地球に、南極に、日本に…何が起こりつつあるのか?しっかり確認していきたいと考えております。
改めて、越冬隊員の皆様のご無事とご活躍とを、心からお祈り申し上げます!!