永濱颯太様は、多摩美術大学を卒業され、現在、東京藝術大学の大学院で学んでいらっしゃいます。
以前、多摩美術大学の「卒業設計」制作にあたり、「ペンギン研究・飼育施設」について、少しお手伝いを致しました。
先日、永濱様から、以下(◇「」内)のようなお知らせをいただきました。
◇「この度、上田さんにご協力いただいた「ペンギンの飼育施設」の卒業設計が、多摩美術大学の優秀作品として大学ホームページに掲載していただけることとなりました。作品の写真と解説、担当教授からのコメントが載っています。
まずは、永濱様の作品と解説、「担当教授のコメント」をお読み下さい。
この作品は、「ペンギンの研究・保全施設」と「ペンギン展示施設」とをいかに有機的に融合させ、「ペンギンの科学的情報」を正確に発信していくのか?これまでにない、新しい視点からの「ペンギン飼育施設論」だと考えております。
例えば、南アメリカや南アフリカなど、「絶滅の危機」が指摘されているペンギンの生息地では、「ビジターセンター」や「ペンギン救護施設」を造って研究・保全活動の拠点にしようという提案が出されています。
しかし、どのような施設が現実的かつ効果的なのか?「具体的なアイディアの提案」はなかなか公表されてきませんでした。
永濱様の「ご提案」は、「野生のペンギンの生息地でどのようにペンギンを研究し保全し展示していくのか?」という課題への意欲的なチャレンジだと思います。
皆様は、どうお考えですか?
ちなみに、添付写真は、2000年に南アフリカで撮影したSANCCOB(南アフリカ沿岸鳥類保護財団)の救護施設の一部(ペンギンプール)です。