快晴のサンチアゴです。訪れたのは、2011年1月上旬。首都の中心にある緑の丘。「サンクリストバルの丘」といいます。
チリは、この時で10回目。でも、この丘のてっぺんまで行ったのは、初めてでした(^o^)/
いつも、中腹にあるメトロポリタン動物園には行きましたが、丘の上には関心がありませんでした。
約100年前に造られたアンティークな「フニクラ(ケーブルカー)」に揺られて数分。
途中には「動物園駅」があって、登り(上りではない)の時だけ停車します。結構、乗り降りする人がいました。
また、右手(登りの時)には、動物園の急坂を利用して造られた巨大フライングケージが見えて、木々の間に鮮やかな羽色のトリたちの姿を垣間見ることもできます。
丘の頂上までは、ケーブルカーの山上駅を降りてから、さらに10分ほど、今度は自分の脚で登ります。
この時、私は足を痛めていたので、この登りがえらくきつかったなあ〜(ToT)
でも、頑張って登ったかいがありました!こんなに素晴らしいパノラマだとは知りませんでした(^o^)/
丘の上には、聖母マリアの純白の像がそびえ、やさしい眼差しでサンチアゴ市街を見下ろしています。
吹き抜ける乾いた風には、遠くアンデスの雪の薫りが…。
巨大な国旗が翻る階段状の広場には、多くの人々が腰をおろし、美しい街並みと山々のシルエットに眼を憩わせていました。
2010年3月、サンチアゴを襲った大地震の直後、多くの被災者が助けを求めてこの丘を目指し、動物園関係者は、救護活動に専心したと聞いています。
なるほど、この丘は、サンチアゴ市民の心の拠り所なんだな!!
関東大震災や東京大空襲の時、上野公園が多くの都民や被災者を救ったように、サンクリストバルの丘は、そしてメトロポリタン動物園は、あの非常事態の時に、多くのサンチアゴ市民の心と身体を支えたんだな!!
そういう実感を得られた「初登頂」でした(^o^)/動物園や水族館には、そういう「役割」、つまり、実質的に市民を守り、挫けそうな心を支え、「平常心」を回復させる力=効果や機能がある。
そう確信したんですが…、皆さんはどう思いますか?
さて、懐かしい顔をお目にかけましょう(^o^)/
そう!マウリシオ園長とギジェルモ氏です!!久しぶりの再開を喜びつつ、動物園内の「保全活動紹介施設」やフンボルトペンギンの展示施設を観て回りました。
ペンギン展示施設では、担当の獣医師と南極で野生のペンギンを研究している若手の研究者が、様々な意見交換をしていました。
ペンギン研究者の新しい世代が、動物園を巻き込みながら成長しつつあるなあ〜(^o^)/実に嬉しい光景でした。
実は、ペンギン展示施設内にいる人物=後ろ姿は、日橋園長です(^o^)/日橋園長、ご感想はいかがでしょうか?
さて、ここを訪れたのは、あくまで「公的な仕事」でしたので、こんなにいろいろ良さそうな「ぺもの」があるショップの前を、なんと素通りしなければなりませんでした(涙)(涙)(涙)
動物園を出て、その少し下にある「日本庭園」に行きました。
マウリシオ園長の音頭で、日本とチリの園館のますますの協力関係強化を祈って、例のピスコサワーで乾杯!!
さあ、次にこの丘に来るのはいつなんだろう(^o^)/
お早うございます!!!せんせ〜〜〜い、93年〜95年までのPEREXで、てっぺんまで行ってますよ〜〜〜!!!お忘れですかぁ???
penguinman 様
コメントをありがとうございますm(__)m!!
そうでしたっけェ〜???
計画した自分で忘れてるようで…(~_~;)申し訳ございませんでしたm(__)m!!
まあ、たぶん…、今回は「かなり足が痛くて」苦労したので、印象が強烈だったんでしょう(@_@)
じゃあ、18年前は「フニクラ」にも乗りましたか?(^○^)