東北地方太平洋沖地震安否情報〜その17〜

2011 年 3 月 18 日 金曜日

被災地の皆様、こんにちは!昨夜の寒さで体調を崩されてはいらっしゃいませんか?
避難所での厳しい生活、なかなか回復しないライフラインや救援物資の遅れで、ご心配だと思います。

テレビ等の報道によれば、関係者の皆さんが、今も必死に救援物資の輸送や復旧作業を進めていらっしゃるそうです!
どうか、お心を強く持たれ、今しばらくのご辛抱を、心よりお願い申し上げます!

さて、今日はまず、平川貴子さんからいただいたメールを、一部引用させていただきます。

ここでは、これまで、マリンピア松島水族館の情報を中心にお伝えして参りましたが、平川さんによれば、福島県の水族館「アクアマリンふくしま」の状況も、大変厳しいようです。
昨日、毎日新聞Web版に掲載された記事をご紹介いただきました。
これにつきましては、コメントにこばやしゆたかさんも、情報を寄せて下さいました。

以下に、マリンピアクラブの後藤さんからいただいたメールのご紹介と共に、平川さんからの情報を引用させていただきます。(以下、平川さんからのメール引用です)

東日本大震災:電源の燃料尽き魚類など絶望 福島の水族館
http://mainichi.jp/photo/news/20110318k0000m040060000c.html

同館のことはずっと気にかけており、大丈夫、きっと大丈夫、と言い聞かせていましたが…、残念でなりません。

マリンピア松島水族館について

マリンピアクラブの後藤さんよりメッセージを頂きましたので、全文お知らせいたします。


平川さん、こんにちは!

度々申し訳ありません

今日、夕方のニュースで少しですがマリンピアのことをやっていました。

広場は見る影もなくめちゃくちゃでしたが、生き物たちは無事です
元気に泳ぐキタオットセイのタロ君、セーラとサクラ熱帯の生き物たちを映像で確認する事ができました。
アオ君ナシ君を始めペンギン達も元気でした
上田先生のブログにもあったように、死んだ生き物はいないとの事です

館内にはいまだ水が残り、津波の凄まじさを目の当たりにしました。
西條館長はじめスタッフの方々の姿がありました。

今は復旧に向け一生懸命やっている、しかし、復旧が遅れればいろいろ問題が起こってくる…

確かにその通りです。
彼らの餌が心配です

映像で見て安心したけれど、近くに住みながらなにもできない歯がゆさを感じます。

頑張っている方に「がんばれ!」というのは逆効果という方もいますが、今は他の言葉が思い付きません

マリンピアスタッフの皆様、頑張ってください!

お体どうか大切に!

(以上、平川さんからのメール引用でした)

ちなみに、平川さんが経営されるヴァイスヴァーサさんも、連日の「計画停電」のために、大変苦しい運用状況と伺っております。
しかし、皆さんのご意見や情報を、できるだけ早く、正確にお伝えし仲介するために、業務外で最大限のボランティア活動をしていただいております。
ここに、改めて深く御礼申し上げます!

最後に、先程、ある西日本の水族館の館長からいただいた情報ですが、今日午前中「東日本震災復興支援のための募金活動」を、水族館のイベントとして実施されたそうです。

また、「アクアマリンふくしま」の生き物の多くは鴨川シーワールド(千葉県)に避難したとのことです。
さらに、仙台の八木山動物園には、動物用の餌が、上野動物園から輸送された、とのことです。

まだまだ、様々な情報をいただいております。
順次お伝えして参りますが、皆様からの新しい情報を、何卒よろしくお願い申し上げます!

ペンギン会議・マリンピアクラブ 上田ー生

コメント / トラックバック 1 件

  1. Nachi より:

    アメリカのMonterey Bey Aquariumが、ブログに今回の地震に関する記事を載せています。アクアマリンふくしまと姉妹館の関係にあるそうで、スタッフの相互研修?のようなこともあったようです。
    英語に疎いので訳文は載せられませんが、一応お知らせします。

    ◎Monterey Bay Aquarium: Sea Notes
    http://montereybayaquarium.typepad.com/sea_notes/

コメントをどうぞ

ページトップへ