震災から2週間が経ちました。被災地の皆様の日常はいかがでしょうか?
まだまだ、不安だらけ、不足だらけの毎日だと存じますが、どうかこの厳しい毎日に耐え抜いて下さい!
我々も、各々ができる範囲で懸命に支援していく覚悟です!
さて、今日は、2つご報告があります。
1つは「被災地にある動物園・水族館に対する支援活動」のご報告です。
明日=3月26日(日)、日本動物園水族館協会の支援活動の一環として、新潟市水族館マリンピア日本海と越前松島水族館から、八木山動物公園とマリンピア松島水族館に、以下のような「物資支援」が実施されるとのことです。
「八木山のペンギン用に「イカナゴ240kg(越前提供)」「アジ200kg(新潟)」、マリンピア松島用に「アジ600kg(新潟)」「人参・サツマイモ・小松菜 計25kg(新潟)」「ヤナギ8kg(新潟)」「固形飼料20kg(新潟)」。
輸送は越前松島が持っている保冷庫付トラックで行う。」
なお、この支援輸送は、マリンピア新潟水族館でプレスリリースされているとのことです。
さて、2つ目は、「被災地の動物園・水族館への義援金募金」についてです。
このブログへのplataさんのコメントにもあります通り、現在、悪質な「義援金募金詐欺事件」が頻発しているようです。
悲しく情けないことですが、残念ながら、いつの時代もそういう「人の善意を悪用する輩」はいるものです。
ペンギン会議では、今までのところは、まず「安否確認」、それから日本動物園水族館協会のような「大きな組織による大きな支援」を優先すべきだと考えて参りました。
従って、海外への支援とは異なり、すぐに「募金活動」を開始しない姿勢を貫いて参りました。
ただ、4月以降は、より細かく、集中的かつ継続的な支援活動が必要になってくるはずです。
そこで、目的と支援対象を絞り込んだ「義援金募金」を考え、実施していきたいと考えております。
従って、もし、今の段階で動物園や水族館を支援していただけるのでしたら、日本動物園水族館協会の「義援金窓口」に寄付していただくのが効果的かと思います。
また、4月以降は、ペンギン会議でも新たに「募金活動」を開始する予定ですので、それを待って、あるいはその時にまた、こちらに募金いただければ幸いです!
ペンギン会議の募金方法や目的につきましては、また改めて後日詳細を、このサイト等でお知らせ致しますので、何卒よろしくお願い申し上げます!
皆様のご理解とご支援とを、何卒よろしくお願い申し上げます!
ペンギン会議・マリンピアクラブ 上田ー生
昨日発売の『週刊新潮』(3/31号)の巻末モノクログラビアに「大震災・復興の群像」の一つとしてマリンピアの記事が載っています。
見開き2ページで、ペンギン水槽の前で地面の泥を洗うスタッフの方たち、アマゾンの巨大魚水槽のためにお湯を汲むスタッフの写真が見られます。
残念な悲しいニュースもありますが、復旧に向けて奮闘されているスタッフの方たちの様子が、ほんの一部ではあるのでしょうけどよくわかります。
これもほんの一部ですが、写真にはペンギンたちも写っていますので、立ち読みでもいいと思います、ぜひご覧になってください。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110324/CK2011032402000041.html
こちらのニュースもありました。
齋藤美香子さんのご両親にお世話になった方々から問い合わせが相次ぎ、苦手なインターネットに挑戦して二日、彼女が好きな<ペンギン>をキーワードに上田様のページに辿り着いてようやく美香子さんのブログを発見、稲田さんご夫妻の様子を知る事ができました。ありがとうございます。お二人がご無事であった事を皆さんにお伝えします。
本当にありがとうございました。
情報ありがとうございましたm(_ _)m
まずは日本動物園水族館協会へ寄付することにいたします。
そして、4月以降、より細かく被災地の現実に沿った募金活動が具体化しましたら、ぜひ参加したいと思います。
また、心配していた被災地のペットたちに関しても、日本動物愛護協会が緊急災害時動物救援本部というのを立ち上げていることがわかり、現地での保護活動に使う義捐金が送れるようなので、そちらにも・・・と思います。
人間も、動物も、同じように助かって欲しいと思っています。