よくある「園館情報」ではありません。園館の最新情報は、「ペンギン・スタイル」のサイトや、『ペンギンに会いに行こう!!』(2009年刊)を見て下さい。
ここでは、新しさや珍奇さ、入館者数や経済・経営的サクセスストーリーのヒーロー、ヒロイン達を紹介したいのではありません。
そういう話なら、すでにたくさん関係の書籍やサイトがありますから、そちらをご覧下さい。
実は、「園館の歴史」や「社会的役割」に、最も大きな興味があります。幸い、ペンギンという生きものは、動物園にも水族館にもいます。博物館にも、展示コーナーが設けられることがあります。
これまで40年間、内外の園館をかなり訪ねてきました。まだ正確に数えていませんが、多分、250は超えていると思います。
ただし、かなり昔、例えば40年以上前に一度行ったきり、その後全く訪ねていない所もあるのです。しかし、唯一の「自慢」というか、こだわりは、「ペンギンがいる所だけ」という共通点。
「ペンギンがどのように扱われているか?」に的を絞って、園館評論を試みたいと思います。
さて、どんな園館像が見えてくるのでしょう?