7月下旬から8月はじめにかけて、またまた大きめの地震が連続しています。人間の世界で、貴族化した政治家達が、震災の記憶を薄めるべく『脳死状態』を続ける中で、自然の掟は厳格にその営みを続けているように思います。
「人の噂も七十五日」という言い方がありますが、震災後、そろそろその倍の150日が経とうとしているのです。しかし、被災地の状況、被災者の皆様の日常は旧に復したでしょうか?少なくとも、私が自分の目と耳と足で確認してきた実情・実話を総合しても、着実な復旧とは口が裂けても言えない現実が厳然としてそこにあります。
中国で起こった高速鉄道事故への中国政府や関係機関の対応を非難し嘲笑う論調が目立ちますが、では、振り返ってわが先進国の災害復旧への対応はどうかと見れば、とてもとても他国の政府を悪し様に非難できるようなご立派なものではない。そう感じています。
放出された放射性物質の管理、実情把握もさることながら、今後の新たな大地震・豪雨対策は、本当に十分なのでしょうか?
不安を煽るつもりはありませんが、また、私は地震や災害の専門家ではありませんが、最近25年間ほどの地球環境の変動に関心をもってきた者として、最近数年間の環太平洋地震帯の状況は、何かおかしいと感じています。
また、いわゆる「異常気象」の発現率も上昇し、かつ激症化しつつあるのではないか、と思います。被災地の皆様、そして全国の皆様、気を弛めることなく、今後の自然災害に心と物資の準備を致しましょう!!
これまでは、災害後1週間頑張れば救援がくる、安心できる!というのが常識でしたが…、これからは自衛隊の皆様(ご活躍に心から感謝申し上げます!!)の支援は得られても、政治的支援は、少なくとも半年は全く期待できないことを計算に入れて準備しましょう!!
さて、皆様のご理解とご支援をいただいて参りました「マリンピア松島水族館応援募金」も,ひとまず8月末日までで一区切りとしたいと考えております。皆様の、もう一段のご支援をいただければ幸いです!!
9月以降は、マリンピアクラブスタッフの皆様や、東大の佐藤先生にもご相談し、新たな形の支援活動を始めたいと考えております。現状に即した効果的支援は何か?十分検討して準備を進めます(^○^)!!
皆様のご理解とご支援を、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!
マリンピアクラブ 上田一生
上田先生、こんにちは。
まずは、働くこうちゃん(=マリンピア松島で記念撮影の仕事をしていたペンギンさんをこう呼んでいました)復活のため、もうひとがんばりしましょう!
>Kochan-mama様
いつも、励ましのお言葉をありがとうございます_(._.)_!!
「働くこうちゃん」とは、ご指摘の通り、マリンピア松島水族館のペンギン展示前の広場で、記念撮影用の椅子の脇に立って撮影を盛り上げていた「巨大ペンギンぐるみ」のことです(^o^)/
モデルがコウテイペンギンなので、「こうちゃん」と呼んでいます(^○^)!!しかし、「働くこうちゃん」は、今回の震災と津波で傷つき、引退してしまいました。
そこで…、皆様からの募金で、この「働くこうちゃん」の二代目をマリンピア松島水族館に寄贈しようと考えております(^○^)!!8月末までの応援募金に、一層のお力添えを、いただければ幸いです(^o^)/何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!