前回はカードゲームの王さま=トランプでした。今回は、ちょっと古いカードゲームです。
発売は1949年、イギリス。当時、テレビの人気番組だった「Muffin」をモチーフとしたゲームです。Muffinは、たくさんの動物人形がキャラクターをつとめる人形劇の主人公。お人好しのロバの名前。キリン、ヨウム、カンガルー、ダチョウ、そしてなぜか案山子等とともに、個性的な仲間として、ペンギンのペレグリンが登場します。
ペレグリンは釣り好き、魚好きなマカロニペンギン。マカロニという設定が珍しいですよね!?眼の上のオレンジ色の飾り羽にご注意下さい!!
ゲームの基本ルールはシンプルそのもの。参加者の人数に応じて44枚のカードを配り(基本は7枚ずつ)、順番に真ん中に伏せた山から1枚ずつ引いていき、ルールに従って取ったり取られたりしながら、山がなくなった時点で手元の得点を競うもの。点数の低い人が勝ちです。あるいは、一番最初に手元のカードがなくなった人が勝ち。ブリッジとUNOを兼ねたようなルールと思って下さい。
さて、ペンギンのペレグリンが登場するカードは2種類、合計5枚。特に、ペレグリン単独のカードは、いわゆるジョーカー。ルールブックには「スペシャルペナルティーカード」とあります。カードの捨て場に「ペレグリン」が出たら、すかさず「ペレグリン」と叫ばなければなりません。一番遅い人は、カードの山からカードを4枚引くことになります。
それにしても、このゲームの原作は、どんなストーリーだったんでしょうか?一度観てみたいんですが、無理でしょうねぇ!?
【運営事務局より、2010年1月30日 17:33 追記】
本記事のタイトルに「その2」とありますが、「その1」の記事をアップしておりませんでした。
誠に申し訳ございませんでした。
今後このようなことのないよう、スタッフ一同、細心の注意をはらう所存でございます。
何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。
なお、「その1」の記事は、次回「ぺもの図鑑」更新日(2010年2月5日)に公開予定です。
どうか今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。