丸い写真科学絵本にはシロクマもペンギンも登場する(^○^)!!

2011 年 9 月 3 日 土曜日

『PLANET ANIMAL Snow and ice』(Anita Ganeri著、CARTON BOOKS、2009年)は、北極と南極の生き物を総合的に紹介する写真子ども絵本です。

『PLANET ANIMAL Snow and ice』(Anita Ganeri著、CARTON BOOKS、2009年) 『PLANET ANIMAL Snow and ice』(Anita Ganeri著、CARTON BOOKS、2009年) 『PLANET ANIMAL Snow and ice』(Anita Ganeri著、CARTON BOOKS、2009年)

なぜ丸いのか?本が丸いと、いわゆる背表紙の部分が小さく狭くなり、本としては「弱く」なります。

そういうリスクを負ってまで丸い形にこだわったのは、偏にこの見開きページを作りたかったから、だと思います(^○^)!!

南極からみた地球、北極からみた地球。それを、臨場感=地球儀をみるように表したかったのでしょう(^o^)/

写真とイラストを混合した構成は、実はとても難しいのです。どちらも個性的な表現手段なので、お互いの良さが消されてしまうリスクがあります。この本は、そういう危険に果敢に挑戦していると思います。

また、ペンギンに関して言えば、キガシラペンギンやイワトビペンギンの特徴をも解説していて、エンペラーだけに頼らない幅の広さを持っています。また、エンペラーの卵の実物大写真もユニークです。

かわった本ですね(^o^)/

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