小澤様ご指摘の通り、これは南米アルゼンチンのブエノスアイレス動物園です(^o^)/
長い歴史を感じさせる立派な正門。ゆったりとした長楕円形の敷地には、いたるところに19世紀に確立されたヨーロッパの展示様式が出現します。円形バードケージ、みごとな鉄柵が多用された小獣舎など。
猛獣展示は、基本的に「堀割式」。数メートル以上の深さに掘りこんだ直径十数メートルの巨大な堀の底が展示場になっているスタイル。観客は、猛獣を常に見おろす形になります。ただし、クマは、中央に設けられた太い丸太や樹木をのぼって、観客と同じ視線に達することもできます。
ペンギンは、園内に設けられた「水族館エリア」で飼われています。救護されたマゼランペンギンが主体ですが、水回りの施設がちょっと旧式で、改善の余地があるようです。
動物園では、コンドルの保全プロジェクトを積極的に推進していて、その経過や成果を解説する専用教室が設けられていました。