マリンピア松島水族館は、1927年(昭和2年)4月1日にオープンしました。今年は、開業84年目にあたります。この記念切手ファイルは、4年前=2007年(平成19年)4月1日、「開業80周年」を記念して特別に制作されたものです。
長い歴史の中で、様々な生き物が全国の注目を浴びました。昭和50年代はマンボウ、50年代末から61年にかけてはラッコ、62年からはイロワケイルカがこれに加わり、平成元年に「ペンギンランド」がオープンしました。
マリンピア松島水族館は、まさに、戦前〜戦後の日本水族館史を象徴する、典型的な展開をとげてきたのです。
最近のマリンピアのサイトを見ると、西條社長が宮古市に義援金を贈呈されたとのこと。津波に襲われ、乗っていた車ごと流され、九死に一生を得て帰還された社長。ご自身の水族館も厳しい状況にある中、同じ被災地の方々に支援の手を差しのべていらっしゃるお姿に、改めて心を強くうたれました。
思えば、マリンピアの84年間の長い歴史の中で、災害にみまわれたのは今回が初めてではありません。常に去らない「宮城県沖地震」の脅威と闘い続けてこられた真の連帯感が、マリンピアの皆様の逞しい背骨になっているのだな!そう確信致しました!!
マリンピア松島水族館の皆様の逞しい活動に力をいただいております!これからも、お元気でご活躍下さい!!