去年の全国大会には、アメリカ(ワシントン大学)からディー・ボースマ博士をお招きしてご講演いただきました(^○^)!!その際、ペンギンの保全活動を展開していらっしゃる関係者ご夫妻もアメリカから参加されました(^○^)!!
また、一昨年は、台湾の水族館から何人かのスタッフが参加されました(^○^)!!
今年は、再び台湾の水族館関係者2人が参加され、加えてペルーの研究者=カルロス・ザヴァロガ博士にご講演をお願い致しました(^o^)v!!
ペンギン会議の活動が、少しずつ海外の関係者に認知され評価されてきた1つの証左だと考えております。ありがたいことです_(._.)_!!
さて、そのザヴァロガ博士のご講演ですが…、ペンギンやペルーの野生動物保全に対する熱い熱い情熱を感じました(^○^)!!さすが、ラテンの血は熱いですね(^o^)/
プロの通訳をお願いして、英語から日本語への交互通訳という形をとったため、やや時間が足りない部分があってご迷惑をおかけしましたm(__)m!!しかし、様々な現地映像や、ペルーのペンギンに関する生々しいお話は、参加された方々に強烈な印象を残したのではないでしょうか?
ザヴァロガ博士のご専門は、ボースマ博士と同じ「保全生物学」です。この分野では、研究活動を進めるにあたって理想と現実の間を行ったり来たりという、難しい舵取りが要求されます。 保全生物学という学問分野は、極めて複雑な側面を持っています。生物学だけでなく、本来は、様々な政治的、法律的、経済的問題も絡めながらの、かなり専門的で複雑な問題を、議論していく分野です。生物学を中心とする様々な学問分野の応用問題、といったらよいでしょうか?専門用語もちょっと難解です。
ですから、彼は講演を前にして、会場後方の上田の定位置(オークショングッズと売店オヤジの場所)までわざわざたずねてきて、こんな断りをしてくれたのです。
「今日はこんなに熱心な大勢のペンギンファンの前で話をすることができて本当にうれしい。ただ、話を難しくしたくはないんだ。普通の方々にわかりやすい話し方をするが、それでいいよね?」
もちろん!!それがこちらがあなたに望んでいることです!!私がそう答えると、ザヴァロガ博士はニッコリ微笑んで…「ホッとしたよ!!」との返事。彼も、いつになく緊張していたらしい。まあ、安藤先生の素晴らしいご講演の後だったから無理もないですが…(~_~;)
…で、興にのった彼は、ワイヤレスマイク片手に、満員の聴衆の間を歩きながらのパフォーマンス!!(^o^)/ラテンのノリでした(^o^)v!!
そして…、聴衆に大ウケしたのが「オリジナルTシャツとオリジナルステッカー」(^○^)!!まさに入れ食い状態で、売上はかるく16万円を超えました(^o^)v!!デザインは博士自身が手がけたそうです(^○^)!!
これは、ペルーでペンギンの保全を訴える活動資金に活用されます!!皆様、ご協力いただき、本当にありがとうございましたm(__)m!!
ザヴァロガ博士とは、1998年、チリでの国際会議以来のつき合い。高橋さんや堀さんも、同じです。フンボルトペンギンの野生地での状態を把握し、今後の保全活動の基本戦略を検討することが目的の会議でした。もちろん、この時も、ペンギン会議は資金的支援をしたり、スペイン語のポスターを制作しチリの関係者に寄贈したりしました。
ザヴァロガ博士、本当にお疲れ様でした_(._.)_!!どうか、ペルーの人々とペンギン達のために、今後もますますのご活躍下さいますよう、お願い申し上げますm(__)m!!