金斗鉉(キム・トゥゲン)さんとのお付き合いは、もう15年以上になります。水族館の監修活動を通じて、様々な機会にお会いするようになりました。
金さんの作品は、ご覧の通り。金さんは、様々なタッチの作品を生んでいらっしゃいます。細密画風の作品、マンガタッチの作品、そして私が最も好きなのはこの「水墨画」風の作品です(^○^)!!
長崎ペンギン水族館の展示・解説のイラストの半分は金さんの作品です(^○^)!!また、何回もペンギン水族館での活動を応援してこられました。例えば…、情報誌『逢qua』(2011.秋、19号)には、2011年4月24日(日)に水族館で開かれた「ぼくもわたしもペンギンアーティスト」の様子が紹介されています。
最近、金さんが最も力を注いでいらっしゃるのがネパールでの活動。特に、「ナウリコット村のこどもたちと絵を描く旅」は、今年で5回目になるそうです。ネパールでの作画と学校と村人との交流が、金さんの作品に如何に素晴らしいパワーと創造性とをもたらしているか?その一端は、このグリーティングカードの風景画で、ご理解いただけると思います。
そのグリーティングカード本文に、こんな嬉しいニュースがありました(^○^)!!「福音館の60周年記念出版」の絵本を、今年2月、金さんが出されることになったそうです(^o^)v!!タイトルは『ふるさと60年ー戦後の日本とわたしたちの歩みー』。金さんの8年ごしの念願が成就するんですね(^○^)!!本当におめでとうございます_(._.)_!!
金さんのご自宅は浦安市です。大震災以来、液状化のために、傾いたままだそうです。ようやく下水道が復旧したのが昨年5月。千葉県内には、まだまだ震災の被害に苦しんでいらっしゃる方々がたくさんいらっしゃるのです。
しかし…、金さんは、これまで通り、ネパールの支援を続けていかれます。
グリーティングの最後に記された金さんの言葉に励まされております!!
「いまだに苦しみの中にある被災地に、そしてすべての人々に慰めと希望がありますように。
」
金さん、今年もよろしくお願い申し上げます!!