ほとんどのぐるみは「洋風」というか、素材が化学繊維等であることが普通だ。フワフワ感がある素材が多い。さわった時や抱きしめた感覚が重視されるからだろう。
だから、本物の生きたペンギンに初めてさわった人は、だいたい「アッ、柔らかくない!」という感想を口にする。生きたペンギンは、羽毛で被われているので、一見柔らかそうに見える。しかし、実際には、羽毛はすべすべしてはいるがフワフワしてはいない。また、ペンギンの皮膚は硬くて頑丈なので、指で押してもへこんだりしない。
木綿で作られたこのペンギンも、フワフワ感はない。しかし、木綿の爽やかな手触りは、気持ちが良い。木綿ペンギンの出身地は、「おかげ横町」。ご存じ、お伊勢様の参道にある「もめん屋」さん。いろいろな柄がある。
次は、お手玉ペンギン。「これがぐるみ?」と問うなかれ!お手玉には、国産だけでなく、欧米製品や中国製のものもある。しかし、私はこの「国産お手玉」が気に入っている。
最後は、手作りぐるみ。全身フェルト製なので、「ぐるみか?」という疑問もごもっとも。
しかし、ペンギン堂主人の分類では、立派なぐるみ。この際、異議、質問は受け付けません!
さて、このぐるみのコスチュームは何を意味していると思われますか?すぐにわかった方は、相当の「三国志」オタク。
そう!あの大スペクタクル『レッドクリフ』にも登場した「イケメンヒーロー」、諸葛亮孔明であります!昔、「三峡クルーズ」をした時、ご一緒した孔明ラブの高校生が、旅の記念に「手作りプレゼント」として送ってくれたものなのです!「孔明ペンギン」。珍しいでしょう?ペンギン堂、自慢の一品です(^o^)/