『ふるさと60年〜戦後の日本とわたしたちの歩み〜』(道浦母都子:文、金斗絃:絵、福音館書店発行、2012年2月20日)は、金さんが長年夢みた大作絵本です(^○^)!!この60年間、日本人が、大人と子どもが、どんな暮らしを、どんな風景や出来事や空気や音に囲まれながら、おくってきたのか?やわらかく動きのある、金さん独特の筆づかいで、描き出されています。
以前にも記しましたが、金さんには、特に長崎ペンギン水族館のサインや解説画などの制作、教育普及活動など、数多くの場面でお力添えをいただきました(^o^)v!!
金さんの描く風景や人物には、必ず「風」が吹いています。マンガ的なもの、イラスト的なもの、水彩画、水墨画、博物画、細密画…、千変万化の描法で多種多様な対象が描き分けられています。私は「風景」が一番好きなんですが、人物や生きもの、機械・建物などオールラウンドの天才的なアーティストです(^○^)!!
ここでは、まだ公開しておりませんが、私は、金さんの「ペンギン原画」を一点、大事にしまいこんでいます。また、「山辺の道からの二上山」を描いた風景画は、私の自宅の小さな「オオウミガラスの間」に飾ってあります(^○^)!!今回の絵本では、ご覧のような人物と風景が登場します。ヒゲをたくわえ眼鏡をかけて浴衣を着た男性は、金さんご自身の自画像だと考えています。ちょっとアゴヒゲが違うかな?
著名な作家と金さんの歴史細密画が、大判のハードカバー絵本という形で、見事に結実しています(^○^)!!皆様、ぜひ手にとってご覧下さいm(__)m!!
話は変わりますが、金さんは、3月2日〜12日まで、ネパールのナウリコット村に「絵を描く旅」に出発されます。「ナウリコット村の子どもたちと絵を描く旅」は、今回で5回目になるそうです(^○^)!!昨年7月30日には、「報告集vol.4」を発行されました。
旅に参加された皆様はもちろん、ネパールの子どもや大人たちの豊かで楽しげな表情が、とても印象的なブックレットです(^o^)v!!
たしか、金さんがネパールに足を運ぶようになったのは、7年くらい前だったと思います。最近の身近な震災で自らも傷つき大きな被害を受け苦しみ悩みながら、それでもなお、理想とする活動をひたむきに続ける。単なるパフォーマンス、一時的で安易な自己満足で実現し続けられることではありません。私は、金さんやこの活動を支え、継続していらっしゃる皆様に、深い深い敬意を表します!!
皆様、どうかお気をつけて!!(^○^)!!素晴らしい旅をお祈りしております!!