5月26日(土)の朝日新聞夕刊一面です(^○^)!!北林晃治記者が、長期間辛抱強く取材された内容が、こういう形でまとまりました(^○^)!!あの「葛西の脱出ペンギン騒動」が直接の引き金や背景になっていることは否定できないでしょう。しかし、ペンギンの魅力とは何か?…について、新聞紙面、しかも新聞の顔ともいえる一面で取り上げられたのは、初めてのことだと思います(^o^)v!!
むかし、1994〜1995年にかけて、ペンギン会議が実施した「チリでのフンボルトペンギン調査」が、朝日新聞や毎日新聞の一面を飾ったこともあります(^○^)!!しかし、それはいわば「野生調査報告」であり、当時世界的にも実情が詳しく報告され把握されていなかったフンボルトペンギンの生態や保全の現状を伝えるものでした。
今回の、北林記者のねらいは、日本人のペンギン好きやペンギンの魅力一般について、その背景を掘り下げて考えよう…というものです(^○^)!!そういう趣旨の記事は、たぶんこれが最初だと思います(^o^)v!!
そして、私の『ペンギンは歴史にもクチバシをはさむ』(岩波書店)も、その目的の1つは「人間のペンギンへの思い入れ」について、考えてみることにありました。このテーマは、私のライフワークだとも考えております。そういう意味でも、記事の中の「ペンギンをめぐる歴史」の最後に「1990年ペンギン会議が設立される」という項目を加えて下さったことが大変うれしく、また北林記者のご厚意に深く感謝しております。これは、この22年間のペンギン会議の活動が、改めて社会的に評価されたもの。私は勝手にそう解釈しております。
ペンギンの魅力、ペンギンの不思議について、これをきっかけに、さらに多くの方々を巻き込んだ楽しく生産的な議論が展開していくことを期待しております(^○^)!!
最後になりましたが、北林記者のご努力にあらためて敬意を表します!!本当にありがとうございました!!