あの3月11日直後のブログに「日本人の不得手な長期戦が始まる…」という趣旨のことを、何回か記しました。狭い島国に住む我々は、短期間の試練には比較的協力して耐えられるが、それが長期に及ぶと、目先のことに振り回されて、美しい団結力や犠牲的精神や、他人の痛みを共有しようという温かい気持ちを見失いがち…。そんな不安が、なんとなくありました。
震災から数ヵ月以内に、国レベルの政治的無為無策無能ぶりに、多くの国民が失望したことはわかります。自ら「国難」を唱えつつ、結局はその痛みや実際の危機を一刻も早く軽減する措置を、責任を放棄し、愚にもつかない政争に明け暮れている連中の頭の中には、たぶん被災地の方々のことはとっくに何も残っていないに違いありません。
多くの福島の方々が、私たちの同胞が、いまだにどのような生活を強いられているのか?震災・被災後、二度目の夏をどんな気持ちで迎えようとされているのか?「知りたい」、「考えよう」、「思いをよせよう」…、そう考えている日本人が果たしてどれくらい残っているのでしょうか?
瓦礫の問題、復興支援の課題…大きく重たいハードルがまだまだ眼前に立ちはだかっています。
ただ、二度目の夏を迎えるにあたって、私自身にも気合いを入れ直し、新たな活動を準備していこうと考えております!!皆様の、お力添えを、何卒よろしくお願い申し上げます!!