たぶん誰にも信じていただけないでしょうが、普段の私は、とお〜〜〜っても無口なんです!!
もちろん、本職は教師ですから、職場ではガッツリしゃべります。いや、しゃべらないと仕事になりません。
先日の「超水族館ナイト」の「懇親会の締め」でもちらっと言いましたが、教師になって31年間、ざっと数えて18000時間程の「授業」をこなしました。もちろん、たくさんやりゃいいってもんじゃありません！でも、「下手な鉄砲」じゃありませんが、ある程度数をこなさないと見えてこない「景色」ってものもあるんですね。
…って、なんの話でしたっけ？
そうそう、「上田は寡黙だ」というお話でした。
例えば、ペンギンの生息地では、特に「デリケートなペンギン(例えばキガシラだとかフィヨルドランドとか…)」を観察する時は、「おしゃべり厳禁」です。また、南極でも、数時間、１人でじっとアデリーを観察し続けたこともあります。もちろん無言です。
私は、こういった「静寂」が大好きです！風の音、波の音、ペンギンの歌声、カモメの羽ばたき…。そういう「自然の音」に黙って包まれていると、気持ちが落ち着きます。
たとえ私が百万言を用いても、この「静寂」をそのまま伝えることは不可能でしょう。中国の達人が言うように、「この内に真理有り、弁ぜんと欲して既に言を忘る」。ま、そういうことです。
話は唐突に変わります。
最近、短い間に、本職以外で「どうしてもしゃべらなきゃならない状況」が続きました。
すでにご存じの「超水族館ナイト」、「ペンギンスタイルTV」、そして、ペンギンとは全く無縁の「習志野市市民ガレッジ」での「近・現代史」の講義(学生は平均年齢66歳以上の方々120名)といった調子です。
そういう機会を与えていただいて、あらためてつくづく感じたのは、「オレは話が下手だなぁ〜」という「凹み」です。
教師という職業は、基本的に「お山の大将」になりがちな職種です。若い時から、また実力や経験や知識がなくても「先生、先生」と呼ばれ、気をつけていても、どうしても「不遜」になりがちなのです。
「人前でしゃべる」ことが連続したこの６月、改めて、自分の「稽古不足」を痛感した次第です。
何がいけなかったか？
１、ペンギンに関する基本的事柄は、たとえ「常識化」していることであっても、反復を恐れず、しかし常に「わかりやすさ」を念頭において、しっかり解説すること。
２、最新情報がどういう「意味」や「価値」をもっているかについては、様々な解釈や仮説をバランスよく話すこと。
どうも、そんな配慮が、ちょっと欠けていたかな？肝心なところで、「寡黙の悪癖」が顔を出してしまうことに気づいたのです。
何百人という方々に話を聴いていただき、多くの温かいご感想をいただきました。皆様のお気持ちやご要望に、確実にお応えできるよう、精進して参ります。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます！
いやあ、駆けつけ３杯でいきましょうよ！！！野生観察の時はおしゃべりするほうが変です・・・。でもアルコールが入ると陽気なペンギン・カバジェロに変身しますから、まだまだ健在ですよ！！！いつでも飲みましょう！！！
penguinman 様
お久しぶりです(^-^)/温かい励ましのお言葉、ありがとうございますm(__)m!!「ペンギンツアー」のご成功をお祈りしております(^o^)v
基本、人見知りなので、たくさんの人の前で話すなんて、無理です。
学校の先生のも憧れたけど、性格的に無理と思ってました。
ペンギンスタイルTVでは、めちゃくちゃしゃべてましたよね。あれで、無口だと言われても・・・・（＾＾；
吃驚です＊＾＾＊
過去、ペンギン会議に参加いたしましたが。その度に、講習後の、上田先生の質問、まとめがわかり易く。いつも素晴らしいなぁ。って敬服していましたので、そんな事を考えていらっしゃるなんて、吃驚です＾＾
ですが、無言で、観察してらっしゃるのも、想像できます。（羨ましい。フィヨルドランドペンギンって、ミステリアスで、よいですよね♪）
そういう風に想っていらっしゃるから、素敵なお話が出来るのだなぁと、またもや、尊敬です＊＾＾＊
ぺんふみ 様
温かいコメント、ありがとうございますm(__)m!!人間、50代後半に入りますと、何かと愚痴っぽく、ヒネクレた考え方に陥るものです。イヤですねぇ〜(~_~;)これからも精進して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!
manchot 様
コメントありがとうございますm(__)m!!「ペンギンスタイルTV」での「オシャベリ」は、「仕事」だからですよぉ〜(~_~;)上田は、基本的に、しゃべる必要がなければ、何日黙ってても平気な性格です(^o^)/