朝日新聞7月18日(水)朝刊によれば、16日(月)に中川志郎さんがお亡くなりになったとのことです。心からご冥福をお祈り申し上げます。
思い起こせば、1988年に第1回国際ペンギン会議に参加して帰国した私に、「上野で報告をしてみないか?」と声をかけて下さったのが、中川園長でした。中川志郎さんは、1987〜90年に上野動物園長をお勤めになりました。90年に「動物園ゼミナール」でペンギンをテーマとした連続講演を企画せよ、と仰ったのも中川志郎さんでした。
というわけで、ペンギン会議の出発を後押しして下さった大恩人の1人が、まさに中川志郎さんなのです。
新聞の見出しにもあるように、確かに中川志郎さんは「パンダ課長」として著名な方です。しかし、私やペンギン会議にとっては、ペンギンの恩人として、また、私個人にとっては園館の世界に関わる直接の道を開いて下さった恩人として、生涯そのご恩を忘れてはならない、忘れることができない恩師なのです。
中川志郎さん、どうか安らかにお休み下さい。本当にありがとうございました。
本日、夕方18時からお通夜があります。
ご焼香してきたいと思います。
>>SAKAMOTO様
たくさんの方々がおみえでしたね。
会場では、ご挨拶できず失礼致しました。
中川志郎さんの業績は、非常に幅広い分野にわたっていると思います。
それらをまとめて刊行する企画が進められると良いと考えておりますが、いかがでしょうか?
ちなみに、これは2年前に亡くなった増井光子さんについても、そう考えているのですが…。
つまり、「園館人外伝」を編む時期にきているのではないでしょうか?