まずは、近藤様からいただいた最新情報をご覧下さいm(__)m!!
「上田様
連絡が遅くなりました。
本日得られた情報です。曖昧な部分もありますが、ご存知のように日本との時差が13時間あり、本日土曜日と明日の日曜日は基本的にこちらの官庁は機能しておりませんのでご容赦ください。
- ◇16日に座礁した貨物船の積み荷は小麦と大豆。
- ◇日本人を含めた乗組員は海軍が全員救助。
- ◇燃料40トンと潤滑油29000リットル(いつの時点かは不明)。
- ◇抜き取り作業をしているかも不明(昨日の映像では作業をしている様子なし)。
- ◇沈没の恐れはないが曳航できる可能性も低い。
- ◇燃料の流出は確認されていない。
次に動物園の事情通からの情報です。あくまでも推測です。
- ◇流出が起これば海軍か港湾管理組合?が回収作業を行うだろう。ただし近くのバルパライソと比べて海軍が少ないので管理組合が行う可能性が高いだろう。
- ◇海外の機関に救助を依頼するか否かは軍か政府が判断するだろう。
- ◇被害動物の救助治療はサンアントニオ市立自然科学考古学博物館が主導するだろう。過去のバルパライソの事例ではAvesChile ex UNORCHというNGOが協力したので今回も協力するだろう。
- ◇博物館は救助のための義援金を受け取らないだろう。
- ◇NGOのメンバーの一人がアレハンドロシメオネ氏で、過去にバルパライソで同様なことがあった際にこのNGOが活動されたそうです。
そこでそのスタッフにお願いして以下のことをシメオネ氏にメールしてもらいました。
私はPCJのメンバーで現在はメトロポリタン動物園で活動している。PCJは今回の事故について非常に憂慮している。貴NGOが今回の事故で海洋生物保護活動をするのであれば、PCJは日本国内で募金運動を行い資金援助をするつもりである。
繰り返しになりますが、週末のためシメオネ氏がこのメールを目にするのは月曜以降になる可能性があります。
上田先生からも同様のメールをシメオネ氏に送っていただければと思います。また何か情報がありましたらお知らせいたします。
近藤
」
近藤様、本務で大変お忙しくお疲れのところを、詳細な情報をいただき、本当にありがとうございましたm(__)m!!
今のところ、今回の事故で死傷者が出ていないこと、また、座礁した貨物船が沈没したり破壊されたりしていないこと…それを伺い、ちょっと安心致しました(^○^)!!油断は禁物ですが、なんとか座礁した貨物船が無事脱出するか、燃料重油を含む有毒化学物質が、全て無事回収されることを、心から祈っております!!
また、チリ特有の事故・救護態勢についても、貴重な情報をいただきありがとうございましたm(__)m!!ご指摘のように、お名前が出ている方々には既にコンタクトを試み、チリ関係者のお考えやご要望を確認する作業を進めております。
お忙しいところを大変恐縮ですが、今後とも今回の座礁事故に関する新たな情報を教えていただければ幸いですm(__)m!!何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!