まずは、加藤様からいただいた毎日新聞の記事サイトをご確認下さいませm(__)m!!
「上田先生
須坂動物園のペンギン、毎日新聞が記事にしています。
脱走ペンギン:なぜ、脱走を繰り返す 謎に迫ってみると…- 毎日jp(毎日新聞)
ご存知でした?では
」
加藤
加藤様、貴重な新聞記事情報をありがとうございましたm(__)m!!全く初耳でした(^○^)!!
25日から学校の夏期講習が再開されたため、なかなか記事をじっくり読んでいる時間が確保できず、まだなんともコメントのしようがありません(~_~;)(汗)!!
ただ、一部に擬人化がいきすぎているんじゃないか?と思われる部分や、葛西の件との単純な比較、短絡的な解釈ではないか?…と思われる部分があって気になりますね(~_~;)(汗)!?
野生ペンギンの世界では、若鳥に対する威嚇や排斥はごく当たり前にあって、これが一種の「群の掟」として機能しています。若鳥が年長個体からのプレッシャーに耐えきれず、生まれたコロニーを離れたからといって、それが直ちにその若鳥の死を意味するわけではありません。別の見方をすれば、「生まれたコロニーからの放逐」は、むしろ、ほかのコロニーに新天地=自分の居場所を見つけて定着するチャンスにもなるのです。
飼育下のペンギンたちにも、多数の個体が飼育されていれば、この「社会的圧力」は当然働くでしょう。つがい同士が巣穴を奪いあったり、歳上のメスに若いオスが迫ったりすれば、激しいメスの拒絶にあったりそのメスのつがい相手からとことん追いかけ回されたり…等々、修羅場の数々が演じられるはずです。
また、早急に結論を出さず、個体の特性や個体差を十分に考慮して、様々な可能性や原因を探るべきでしょう。
今回いただいた新聞記事情報をじっくり読ませていただき、様々な映像も参考にしながら、「須坂市動物園のケース」について、改めて考えてみたいと思います。…今のところは、単純な原因ではなく、複数の要因(個体の特殊性・施設上の特徴・生活史的タイミング等々)が複合的に作用しているのではないか?…という気がします(^○^)!?…でなければ、短期間のうちに何回も脱出が反復された理由が説明できない…と思うからです(^○^)!!
須坂、この前の土曜日に行ってきました♪
マルコちゃんとそのきょうだいは、さかんに動き回ったり親に餌をねだったりプールのふちで激しく暴れていたり?、かと思えば飼育員さんに捕まって強制給餌受けてたり。
一方、少し早く生まれたもう片方のきょうだいは、わりあいのんびりおちついていましたね〜
同じ雛ちゃんでもこんなに性格違うのかと。
我が家に須坂レポ載せました。お時間ありますときにどうぞ。
>>adelie 様
いつも新鮮な情報をありがとうございます_(._.)_!!
貴重な現地レポートですね(^○^)!!
ご指摘の通り、同じつがいのヒナでも、個体差=個性は様々です(^○^)!!これは人間だってそうですよね(^o^)v!!
時には「個体差は種差を超える」と言いたくなるくらい、極端な事例に出会うこともあります。
話はちょっと変わりますが、新聞記事の中で、須坂市動物園のスタッフの言葉として、近くの池にいたマルコを見て「楽しそうに泳いでいた」と感じた、という部分がとても気に入っています。
毎日ペンギンに接しているスタッフならではの表現だな…と、感心しました。
さらに、もう1つ…。これが重要なのですが、池から回収したマルコともう1羽の個体の「寄生虫検査」と「寄生虫駆除」対策を、スタッフの皆様にお願いしたいと思います。
万が一、外の池に淡水魚(淡水水生動物や昆虫を含む)がいて、それをペンギンが捕食した場合、寄生虫発生の可能性があります。
かつて、関西のある動物園では、フンボルトペンギンに生きたドジョウを与えていましたが、その際には寄生虫対策を入念に実施して、ペンギンの健康管理をしていました。
細かいことだとは思いますが、ご確認のほど、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!