まずは、近藤鉄也さんからいただいた最新レポートをご覧下さいm(__)m!!
「上田様
いつもお世話になります。
・・・今回は明るい話題をお伝えしたかったのですが、厳しい状況が続いています。先週飼育個体が産卵しましたが、残念ながら2卵とも無精卵。イスラロコス調査では1羽も見かけず。今週のアルガロボ調査では泳いでるペンギン(種判別できず)を2羽確認するにとどまりました。
このまま有精卵が手に入らないと、今期は人工孵化・育雛の指導ができないまま帰国することになります。
別の飼育ペアがよい卵を産むことを期待してます。私の後任ボランティアも目途がついていないようで、JICA・動物園と相談した結果、短期ボランティアを募集してみることになりました。
また詳細が分かりましたら連絡いたします。今後ともよろしくお願い申し上げます。
」
近藤様、いつも貴重な情報をいただき、本当にありがとうございます_(._.)_!!
野生とのつきあいは大変ですね!!なかなかこちらの努力が報われず、かえってわからないことや問題だけが増えていくこともあります。今回の状況はまさにその典型的な形だと思います。
しかし、だからこそ諦めてはいけないし、取り組む意義があるのだとも思います!!
近藤さんはじめ、チリで粘り強く保全活動を進めていらっしゃる皆様に、改めて深い感謝と敬意を捧げます。また、皆様のご努力や意志が今後も引き継がれ、フンボルトペンギンの保全が一歩一歩前進することを心から願い、微力ですが支援を続けていく決意です!!
今後の情報を、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!