まずは、古賀様からいただいた「イベント告知」をご覧下さい_(._.)_!!
2月9日(日)に史跡出島で開催される東日本大震災被災地復興支援を目的としたチャリティイベント「NAGASAKI MUSIC LOVER vol.8」に、長崎ペンギン水族館よりフンボルトペンギンが参加します。
二十世紀以降、日本人に大変好まれている「ペンギン」ですが、日本人がペンギンのことを初めて知ったのは江戸時代、出島を通じてのことでした。
ヨーロッパから出島を通じてもたらされたペンギンの標本(皮)や図版に日本人の学者たちは強く興味を示し、シーボルトをはじめオランダ商館員たちにこの不思議な黒鳥について細かく質問したそうです。
今回のイベント参加をきっかけに、「ペンギンは出島を通じて日本人に初めて紹介された」ということを出島を訪れる人たち、そして長崎の人たちに広く周知することは大変意義あることだと思います。
日 時 平成26年2月9日(日) 14時〜16時
場 所 史跡出島 旧長崎内外クラブ横 芝生広場
内 容 東日本大震災被災地復興支援を目的としたチャリティイベント
「NAGASAKI MUSIC LOVER vol.8」の一環として長崎ペンギン
水族館のフンボルトペンギンによる「ペンギンタッチング」を実施。
集まったお客様に復興支援のための募金への協力を呼び掛けます。
※ペンギンが出島を訪れるのは今回が初めてです。」
古賀様、いつもペンギンや長崎ペンギン水族館の活動にご尽力いただき、本当にありがとうございますm(__)m!!
また、今回、出島で行われる「東日本大震災被災地復興支援イベント」は、本当に有意義なものですね!!こうした形で、大震災の被災地復興を支援し続けることは、様々な意味でとても重要なことだと思います!!大震災を被災地を忘れない!!苦しんでいる同朋を忘れない!!助け合う気持ちと行動を忘れない!!…、長崎の方々の優しく力強いメッセージは必ずや被災地の方々を励まし勇気づけ、復興を支える力になると信じております!!
ところで、長崎や出島とペンギンとの歴史的関係が、このような公のイベントで認められ紹介される…ということにも、大きな意義があると考えております。歴史上の事実関係はかなり細かい話になりますので、その詳細は拙著『ペンギンは歴史にもクチバシをはさむ』(岩波書店)の該当箇所をお確かめ下さい。
古賀様の「告知記事」に要領よくまとめられております通り、ペンギンという生き物がいるという情報は、わが国では江戸時代のかなり早い段階に、長崎や出島を通じて一部の知識人に伝わり、「外国事情」や「地誌」・「博物学」の書籍に記録されてきました。
実際に「生きたペンギン」が日本にやってきたのは大正に入ってからですが、外国文化や海外情報の出入口・窓口であった長崎(出島)は、長くペンギン情報の窓口でもあったわけです。その出島の土を、初めて生きたペンギンが踏みしめます(^o^)v!!数百年の歴史の重みや流れに思いを馳せながら、春が近づきつつある長崎で、ペンギンとの一時を楽しむのも、また趣のあることですね(^○^)!!
皆様、ぜひご来場下さいませ_(._.)_!!