2023年9月3日(日)~9日(土)、チリのヴィーニャ・デル・マールの会場にて、第11回国際ペンギン会議(IPC XI)が開催されました。
今回のIPC XI 開催にあたりましては、皆様に資金的ご支援をお願いし、既にご報告して参りましたように多額のご寄付をいただきました。皆様からお預かり致しましたお志しは、約百万円を事前にIPC XI 事務局に日本国内の銀行から国際送金し、残り約20万円分を米ドルに換金して現地に持参し、直接寄付致しました。
8月以降の円安のため、国際送金や米ドルへの換金に要する手数料等で、残念ながら数万円を失いましたが、南米各国から若手の研究者や保全活動に従事するボランティアなど、合計20人以上の参加者に資金的支援をすることができました。
添付の画像は、9月4日(月)の開会挨拶の様子ですが、今回のIPC XI のコーディネーターであるチリのアレハンドロ・シメオネ博士から、メインスポンサーの1つとして、参加者全員に「ペンギン会議(PCJ)」が紹介されました。
また、今回のIPC XI には、11回目を迎えたIPC史上初めて、日本人参加者が13人に達し、日本人によるポスター発表件数も4件となり、これも過去最多となりました。ポスターセッションでは、多くの参加者が日本人による発表内容に注目し、さかんに意見交換していました。なお、発表者とタイトルにつきましては、以前ご報告致しました「プログラム」をご覧下さい。
この後、IPC XI で注目された発表やペンギン情報につきまして、何回かに分けてご報告して参ります。