先週、様々な媒体で一斉に報じられた話題です(^○^)!!アメリカとドイツの研究者が始祖鳥化石に残る痕跡を分析して、「始祖鳥の翼の羽が95%の確率で黒色だった」とする論文を発表した、とのことです(^o^)/
この記事は、1月25日の朝日新聞のものですが、国立科学博物館の真鍋真研究主幹の以下のようなコメントが紹介されていました。
「メラニンは羽毛を補強する働きもあると考えられ、滑空程度か飛行もできたかなど、始祖鳥の羽に関する見方にも一石を投じる結果だ」
ペンギンの黒い羽毛についても、「メラニンによって補強されているので、強い水流や水圧あるいは強風や氷結にもよく耐える」と主張する研究者がいます。現生18種のペンギンたちには、背側が黒いものが多く、羽毛の色と機能の関係について、今後さらに研究や議論が深まっていくのではないかと思います。
化石鳥類だけでなく、原生鳥類についても、羽色に関する興味深い研究や見解がたくさん現れることを期待しています(^○^)!!