タイトルは『自然スケッチ絵本館・ペンギンのこと』(キャスリン・シル文、ジョン・シル絵、坂口美佳子訳、玉川大学出版部発行)と言います。出版は2012年7月20日。
「自然スケッチ絵本館シリーズ」は、このペンギンを含めて全12巻だそうです。
環境を含め、17種類のペンギンの姿を、細密画と簡潔な解説で描いています。特に、フンボルトペンギンの生息環境を、これほど正確に描いた絵本は、おそらくこれが初めてだと思います。たぶん、この絵の参考にしたのは、アルガロボ島かカチャグア島だと思います。
巻末には、さらに追加の解説があり、各々の絵の背景や意味が細かく説明されています。
ひさしぶりに、良質なペンギン絵本に出会いました。玉川大学出版部様のご厚意に感謝申し上げます。
・・・・・ちきしょう、玉川大学め、こんな本出しやがって・・・
また、Amazonで注文してしまった(^^;
上田先生イチ押しの絵本・・・楽しみです(^^)
>>manchot様
コメントをありがとうございました(^○^)!!
私の下手な写真では、なかなか実物の良さが伝わらない…と思います(~_~;)(涙)!!
別に、いただいたからヨイショするのではなく、久々に本格的な「生態紹介絵本」が出たな!!…という感じです(^○^)!!
ペンギンたちが生活する環境が如何にバラエティーに富み、このトリが如何に不思議な生態を維持しているか?
淡々とした描写の中に、生きものへの「敬意」を感じる作品だと思います。