去年12月から１月にかけて、むちゃくちゃ忙しく体調が悪い状況が連続したため、いくつか涙をのんであきらめなければならないことがありました(~_~;)(涙)
その内の１つがこれ！「東京都庭園美術館建物公開『朝香宮のグランドツアー』」展です。そうです！以前このブログで「絶対行くぞ!!」と宣言していたのに…、行けなかったんです(ToT)
というわけで…、今回ご紹介する資料や写真は、全て「ちゃんと実物を観てきた」妻が入手し、撮影したものです(涙)「よかったよお〜！」とは、妻の感想。はいはい、そうでしょうとも(~_~;)
やはり、新聞(読売新聞)で報じられたせいもあってか、入場券にこそ出てはいないものの、パンフレットやプログラムには、きちんと「ペンギン」が紹介されていますね(^o^)/
特にパンフレットの裏面には「三羽揃いのペンギン新発見！」と銘打って、次のような紹介文があります。
「この愛らしい置物は、箱書きから1925年(大正14)帰国時に持ち帰られた品物であることがわかります。『ペリカン』と題されていますが、三羽揃いのペンギンの置物です。
宮邸完成後は小客室に飾られていましたが、その後長らく所在不明となっていました。この度関係者の尽力によって発見され、再び小客室を飾ることになりました。」
さらに、この解説の下に小さく「ロイヤルコペンハーゲン陶磁器工房(中略)1902年頃」とあります。
プログラムにも、若干の補足説明があり、
１、朝伯夫妻は滞欧中にいろいろなものを購入したがその大半が失われてしまったこと、
２、夫妻が帰国時に持ち帰られたと推測される品物は現在数点確認されていること、
３、「ペンギンの置物」は夫妻が買い求めたか贈呈されたかしたものと推測されること、
４、保管用の木箱は夫妻の帰国後にあつらえられたこと、
５、箱書き(「三羽揃ペリカン」)をしたのは担当女官だったであろうこと、
等が記されています。
置物をじっくり見ると、実際のペンギンとはちょっと異なる部分があるものの、「たぶんキングペンギンだろう」と種を特定できるほど、特徴が素晴らしく良く表現されています。
ややフリッパーを広げ、クチバシをちょっと斜めに上げるポーズは、「広告歩き」かな？なんて考えてしまいます(^o^)v
でも…、このペンギンがここに至った謎は、依然不明のまま。
また、今回は、同時代のロイヤルコペンハーゲン陶磁器のラインナップに、いったいどういう経緯でペンギンが登場したのか？あるいは、他にも同時代のペンギン置物があるか否か？等については、やはり不明のままでした(~_~;)
とは言うものの…、実はね…、わが家にもロイヤルコペンハーゲン陶磁器のペンギンがいるんですよ！(^o^)v
もちろん、こんなに立派なものじゃないけど…(~_~;)見たいですか？
では、「うちの子」は、次回、ご紹介致しましょう(^o^)/
アンティークペンギンに足を踏み込むことになりますが…、かなりディープな世界なんで、お財布の覚悟はよろしいですか？
初めてコメントさせていただく私は、朝香宮邸へペンギンを連れて帰った者でございます（笑）。
ペンギン会議の皆さまには、早くから読売新聞の磯田道史氏の記事など取り上げていただき、おかげさまで多くの方にペンギンを見ていただくことができ、心から感謝しております。
このたび「梅覗軒」というブログを開設し、その初回を「朝香宮のペンギン」と題して、私が手に入れたから館にお納めするまでの経緯を書いております。上田様のご参考になればと思いご連絡いたしました。
上田様には体調不良と承知いたしますが、暦の上では春、寒さと共に不調も過ぎ去ると存じます。どうぞ、お元気でご活躍ください。
梅覗軒 拝
梅覗軒さんのお名前のリンクのURLがエラーになってしまったので、ぐぐってみました。
http://www.fuji-torii.com/baishiken/diary.cgi
で読めます。
私も、1月4日にこのペンギンの置物を見に朝香宮邸にお邪魔しました。良いものを見させていただきました。
まさか、こちらのブログであの置物を連れて帰られた方のコメントを読む事ができるなんて。びっくりしました。
梅覗軒さんのブログはまだ全部読んでいません。これから読みます。
富士鳥居・栗原直弘 様、ヒゲペン 様
貴重な「ビッグサプライズコメント」を、本当にありがとうございましたm(__)m!!
詳しいお礼状は、トピックスに記しましたので、どうかそちらをご覧下さい_(._.)_!!
ブログを、なるほどなるほどと相づちをうちながら、何回も拝読致しました！
また、ヒゲペン様、サイトアドレスのフォローを、ありがとうございましたm(__)m!!
また、皆さんで、このペンギンのことについて語り合いましょう(^o^)/