昨年(2009)年の5月、十数年ぶりに韓国に行ってまいりました。その時にゲットしたぺもの(ポロログッズ)に関する記事は、5月28日の記事をご覧ください。
さて本日は、ぺものではなく水族館の話です。
釜山水族館は、典型的な「リゾート型水族館」でありながら、同時に「都市型水族館」でもある。「二兎追うものは…」というが、この施設は例外。その両方の「いいとこ取り」をしている。
なにしろ、対馬海峡に面した白砂のビーチ、釜山の著名なグルメ街=「海鮮市場」に直に接する好立地。
施設は、全体がビーチの地下に位置している。だから、地上部分には、「これが水族館!」というようなランドマークはほとんどない。
壁に「ペンギンオブジェ」や「サメオブジェ」がついていることに気づかなければ、「地下駐車場」と勘違いして、素通りしてしまうかもしれない。
発券場を過ぎ、エスカレーターで降りていくところなんぞは「葛西」みたい。地下に「迷路」が広がっている。
ペンギン水槽は結構大きい。長崎ペンギン水族館からやってきたケープペンギン達が主役。解説や演出も、南アフリカのボールダーズビーチを意識している。
だから、「雪と氷の演出」は当然ないし、ソウルのビル内水族館のような「犬小屋」やファンタジー風の演出もない。
極めてシンプルで、効果的な設えだ。
ただ、「一番大きなペンギン」と「一番小さなペンギン」との比較のために、観覧通路側にエンペラーとコガタのフィギュアが設置してある。これもオーケー!
「給餌解説」も、タイムテーブルを明示して、ほぼ定刻通りに実施。でも、あんな早口で、ホントに聞き取れているんだろうか?
いろんなことに満足しつつ、最後の楽しみに期待がふくらむ。売店ですね!
う〜ん、これだけはちょっと期待外れかな?いわゆる「子供だまし」的水準の品揃えでした。と言っても、これは「ペンギングッズオタク」の戯言に過ぎないのですが…(涙)
ケープペンギンの居住地に似せて作ればそれだけペンギンたちもすごしやすいので快適だと思います。ケープペンギンの住処きちんと考えて作る水族館や動物園はとてもよいと思います。