まずは、近藤様からいただいた事故に関する最新情報をご覧下さいm(__)m!!
「上田様
おはようございます。
本日(9月4日:チリ時間)見つけ出した座礁船情報をいくつか紹介いたします。Prohíben a dueños de barco varado en Llolleo botar 5 mil toneladas de trigo al mar. Granos serán derivados a una barcaza | UCVRADIO
playadellolleo | soysanantonio.cl
Marejadas cambiaron posición de nave Ocean Breeze en Llolleoまた昼のニュースで最新情報がありました。
概ね以下のようなことが報道されています。
座礁原因:サンアントニオ港への入港待ちのために沖でアンカリングしていたものの、Ocean Breeze号のサイズに対して小さなアンカーを使っていたためにアンカーが役に立たず、強風とうねりに押しやられて座礁。
- ・9月2日 座礁船の処理を請け負った日本サルベージとUltramarが喫水を上げるために、3万4千トンある積荷のうち小麦4千トン(5千トンとも)を海洋投棄することを提案するが、環境汚染を懸念して却下。
- ・9月3〜4日 小麦4千トンを移し替える船が到着。
- ・9月5日(明日) 小麦の抜き取りが順調に進み燃料タンクの油面が上がれば燃料の抜き取りが始まるかも?
つまり燃料タンクの位置が低すぎて燃料のポンプアップができないため、積荷を4千トン減らすことで油面を上げて抜き取りを試みるそうです。
一方でアルガロボのローカルラジオでは「油が流出している!」といった報道がなされたとの噂もありこちらも検索してみましたが、確定するには至りませんでした。サンアントニオで見かけたオタリアにも油が付着している様子はありませんでした。
また続報が入りましたら連絡いたします。
近藤
」
近藤様、本務のメトロポリタン動物園での活動で大変お忙しくお疲れのところを、座礁事故情報を細かくレポートいただき、本当にありがとうございますm(__)m!!
結局、オーシャン・ブリーズ号からの重油抜き取り作業はまだ始まってなかったんですね。前回送っていただいた座礁現場の最新映像を拝見しても、相変わらずの強風と激しい波浪ですから、積み荷の移動にしろ重油抜き取りにしろ、作業は極めて危険で神経をすり減らすものになりそうですね。作業にあたられる皆様のご無事を心からお祈りするしかありません!!
また、一部で伝えられたという「重油流出」の情報は、未確認のままのようで、ちょっと安心致しましたが…、上のような状況ですから、今後とも事態の推移を十分注視していかなければならない状況に変わりはないようです。
お忙しいところを大変恐縮ですが、これからも引続き情報収集をよろしくお願い申し上げますm(__)m!!