まずは、村山様からいただいた情報をご覧下さい(^○^)!!
「餌捕り、素早く大量に=ペンギン背中に小型ビデオ、南極で初成功・極地研時事通信社 01月22日05時05分:
」
南極・昭和基地近くに繁殖地があるアデリーペンギンの親鳥の背中に小型ビデオカメラなどを取り付け、海に潜ってからの行動を1時間半弱撮影したところ、1羽はオキアミを244匹も食べ、別の1羽は小魚を33匹も食べたことが分かった。
国立極地研究所の渡辺佑基助教と高橋晃周准教授が2010年12月から11年2月にかけ、第52次南極観測隊に参加し、世界で初めて撮影に成功した。ひなに与える餌をいったんのみ込んで集めるためとみられ、渡辺助教は「予想より素早い動きで驚いた」と話している。論文は米科学アカデミー紀要電子版に発表される。
13羽の行動を分析したところ、オキアミは群れに出会うかどうかで捕らえる数にばらつきがあったが、小魚「ボウズハゲギス」は比較的安定して捕らえていた。この小魚は海氷の下に繁殖するプランクトンを食べているとみられ、気候変動で海氷が少なくなって小魚が減ると、アデリーペンギンも影響を受ける恐れがあるという。
調査したアデリーペンギンは体重約4キロ、氷上で立った場合の身長50センチ程度。1日に捕らえる餌はオキアミで820グラムに上ると推定された。
村山様、いつも最新の「ペンギン情報」をありがとうございます(^○^)!!
これまでは、「ペンギンが、いつ、どこで、どんな獲物を、何匹捕えているのか?」について「映像」では正確に確認されていませんでした。世界の最先端をいく日本の優れた研究手法が、今まではナゾに包まれていたペンギンの「海中での採食生態」をビジュアル資料を手がかりとして、解き明かしつつあります。
言い換えれば、バイオロギングのメスが、意欲的な研究者集団の手によって、これまで不明だった海洋生態系の世界を、よりわかりやすく開示しつつあるのです(^○^)!!詳しい研究成果の発表が楽しみです(^o^)v!!
ナショナルジオグラフィック日本版のサイトで詳細が報告されています。
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20130121/337617/index.shtml
捕食時の動画も公開されています。