まずは近藤鉄也様からいただいた現地リポートをご覧下さい_(._.)_!!
「上田様
お世話になります。
GWはどのように過ごされましたでしょうか?
本日、定例のアルガロボ調査に出かけました。普段は平日に行くのですが、豪雨により予定変更です。
アルガロボの状況は相変わらずで、個体数も少なく巣籠りしていたのは1羽のみでした。この状態を見ていると他の繁殖地が気になりますが、嬉しいことに北部のアントファガスタでは2010年に海岸への立ち入りを禁止して以降これまでほとんど見られなかったフンボが増え、繁殖も確認されているそうです(以下のリンクの5ページをご覧ください)。
http://ecolyma.cl/adjuntos/Estud-Ping-Humboldt-2012.pdfさて、以前書き込みさせていただきましたが、来週の火曜日(14日)にアルガロボ市でフンボに関するワークショップが開催されます。長年アルガロボでの調査に携わってきたシメオネ氏はもちろんのこと、関係省庁も参加します。動物園代表としてギジェルモが域外保全活動について説明します。保全活動発展のきっかけになればと思います。
http://www.municipalidadalgarrobo.cl/algarrobo/index.php?view=article&id=514%3Aunidad-de-medio-ambiente-de-la-i-municipalidad-de-algarrobo-informa&format=pdf&lang=es近藤
」
近藤様、いつも貴重な情報をありがとうございますm(__)m!!私のGWは全くゴールデンではなく、様々な雑事に追われて終わってしまいました(~_~;)(涙)!!
さて、チリでは珍しい豪雨とのこと。グアノ層に巣穴を掘っているフンボルトたちは大丈夫でしょうか?
アルガロボでの繁殖状況は相変わらず厳しいようですが、他の繁殖地での個体数変化や繁殖についての情報が確認できれば、全体的な状況が少し明らかになると考えております。今後も、近藤様からの貴重な情報をお待ちしております!!
また、アルガロボでのワークショップは、今後のフンボルトペンギンの保全と研究にとって極めて重要な意味をもつ会合になると思います。近藤様のご活躍を心からお祈り申し上げますm(__)m!!