10月26日(土)未明=午前2時10分頃、福島県沖でマグニチュード7.1の地震が発生し、その後40cmほどの津波も発生したようです。
私が住んでいる千葉県北部でも、震度3でした。揺れそのものは大きくは感じませんでしたが、かなり長い間揺れが続きましたので、ちょっとイヤな感じがしました。
東北地方の方々、皆様の地域では何か被害がございましたか?心配しております。皆様のご無事を心からお祈りしております!!今のところ、マリンピア松島水族館はじめ、マリンピアクラブ関係の方々からは「被害」のご連絡はありません。
今回の地震で改めて感じたのは「複合型災害」の可能性です。以前にも一度記しましたが、今回は台風27・28号が接近し警戒していたところに、未明の地震が起きたわけです。幸い、原発には今のところ影響はないようです。
しかし、最近の気候変動や異常気象の状況(頻発)を勘案すると、様々な自然災害が重複して発生する確率は高まっていると思われます。それに、原発事故などなんらかの人災が重なる可能性もあるわけです。
このように考えると、従来の災害予想や想定について、改めて考え直し、「複合災害」への新たな対策を急いで検討すべき段階にきていると感じます。大切なのは、「複合災害」が発生した場合、どのような初動対応が必要なのか?中期的・長期的にはどのような変化が起き、それらにどのように対応していけば良いのか?総合的対策が不可欠だと思います。
これは、私が30年近く携わってきた野生動物や自然環境の保全にとっても、極めて深く重大な関わりをもつ問題であり、大きな課題だとも考えております。改めて、関係の方々に「複合災害」への備えについて、ご検討をお願いする次第です!!