今年60歳になる私にとっては、これからの１年１年は、非常に重く、またますます足早に過ぎ去っていくものだろうと考えています。９日(日)、暖かな日差しの中で、３年前に入学した生徒たちが卒業していきました。彼らにとって、これからの数十年は、どのように感じられるのでしょうか？その年月が、どうかどうか幸せなものであってほしいと、祈らずにはいられません。
まだ、詳しいことは記せませんが、近々、親しい方と共に小さな支援活動をする予定です。また、マリンピア松島水族館の活動についても、ある「まとめ」を準備中です。内容がまとまりましたら、ご報告申し上げたいと考えております。
しかし、どんなに「まとめ」をしようとしても、あの日の記憶にまとまりはつきません。３年という歳月が、まだまだ私の中では「終り」を迎えていないのです。焦らず、しっかり見つめ考えていくつもりです。
あの日、被災された全ての方々、還ることのできない全ての御霊に、心からの祈りを捧げます。
