受難が続く「ラプカ」たち

2010 年 12 月 8 日 水曜日

本日も、小澤由紀子さんから、ウルグアイの新しい情報が届きました!!

早速ですが、小澤さんからのメールを引用します。
(以下、小澤さんのメールです)

おととい、またラプカが保護されました、今度は体にたくさんの擦り傷があって、肺にも水が溜まっているようです。

ムンドマリノにも、ラプカが保護されています。
あ〜、何でこんなにたくさん・・・。

ラプラタカワイルカ

小澤さんも仰っていますが、どうしてこんなにラプカが受難するんでしょうか?
原因も追究したいですね!

小澤さん、いつも貴重な情報をお送りいただき、ありがとうございます。
そして、引き続き、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m!!

コメント / トラックバック 5 件

  1. むらペン より:

    小澤さんの情報ありがたいです。ラプカ・・・。どうしてなんでしょう・・・。∈;)悲しすぎます・・・・。

  2. 新山 より:

    親が育児放棄をしなければならない状況におかれているのか、それとも親子がはぐれてしまうような環境の変化が起きているのか。いずれにしても、原因が特定できないと次々と出てしまいそうですね。

  3. 小澤由紀子 より:

    新山様
    多くは、漁師さんの網にひかかってしまうようです。
    なので、水を飲んでしまっていて、肺に溜まった水が大きな問題となっています。

  4. 新山 より:

    小澤様

    お返事ありがとうございます。
    さっきwikipediaで見たら、刺網にかかると書いてありました。
    勉強不足ですみません。
    昔はウルグアイで最も混獲が多かったそうですが、近年はアルゼンチンとブラジルでも多いそうです。生息域全体で多いということですね。
    混獲は、日本の海でもウミガメや鯨類、アザラシやトドなどの鰭脚類で多く見られると思います。
    アミに絡まってしまうとたいていは溺死してしまうようです。
    漁業の問題は、人の生活に直結しているので難しいですね。

    ただ、解決できないわけではないと思います。
    もし、ラプラタカワイルカの生態が解明されるのであれば、ラプラタカワイルカが認識しやすい漁網に替える(漁獲対象魚に認識される可能性も高いですが) とか、餌を採るための遊泳経路がわかればそこを避けて漁網を張るとか、ラプラタカワイルカの育児期間にはカゴでとれるようなものに漁獲対象を替えるとかいったことが有効かもしれません。

    wikipediaの記載によると、「ラプラタカワイルカが生息している3か国の生物学者は実態調査の必要性を表明し、調査に対する国際支援を訴えている」、とのことでしたので、実態調査ができて有効なデータがそろえば、各国の政府に訴えられるのではないかと思います。

    しかし、何をするにも資金不足でしょうから、まずはそこをなんとかしないといけないと思います。いかがでしょうか。

  5. 上田一生 より:

    むらペン 様、新山 様、小澤 様

    皆様、真剣な情報交換をありがとうございましたm(__)m!!

    カワイルカというのは、難しい生きものですね!
    正確な科学的情報を蓄積するには、かなり高度な技術と機材、多数の人員、膨大な時間と経費がかかることでしょう。

    しかし、これだけ頻繁に「若い個体」が犠牲になるということは、種としての存続が急速に危うくなっていると想像できます。なんとかしたい!!ですね…(~_~;)

    知恵を絞りましょうp(^-^)q

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