以前お知らせ致しましたが、この教科書の32~35ページに掲載されている『ペンギンの防寒着』は、私が執筆しました。この教科書は、今年から4年間、この教科書を採用した全国の中学校で、1年生が使用します。
教科書本文、『ペンギンの防寒着』の目的は「説明文の読解」です。指導書解説の最初の部分を少し引用すると…
「本教材は、平成二十八年度版『現代の国語』の特徴の一つである、読解方略を図解で提示した、三学年計十七本の「読み方を学ぼう」教材の一本めに位置するものである。・・・(中略)・・・したがって、この「ペンギンの防寒着」が中学校で出会う最初の説明文となる。」
つまり、『ペンギンの防寒着』には、科学的説明文読解の基本的教材という役割があるわけです。責任重大ですね!!
この教材を使われる中学校国語科の先生方向けの解説書、それが『指導書』です。その102ページに『ペンギンは研究者の好奇心を次々に刺激する』と題したコラムを執筆しました。
中学校1年生が「初めて出会う科学的説明文の読解」にあたり、少しでもテーマであるペンギンのことについて理解を深めていただくために書きました。
もし、この教材をお使いになっている中学校の先生方、また、中学生の皆様に何かご質問がありましたら、いつでもお問い合わせいただければ幸いです!!