数年前から、佐々木 仁 様にご支援いただき「ペンギン大学の学長」として、様々な分野のスペシャリストの方々と共に、ペンギンに関する研究や情報発信をして参りました。
この度、「ペンギンのヴォーカル・コミュニケーション」の分析を通じて、「ペンギンの意志伝達」や「個体識別」について、新たな研究活動を始めることになりました。長崎ペンギン水族館のご支援・ご協力をいただき、まずはフンボルトペンギンの「行動と鳴き声」を動画で連続的に記録し、これを解析して、「フンボルトペンギンの意志伝達と個体識別」について調べてみたい・・と考えております。
この研究に用いる「最新の監視カメラシステム」の購入・使用経費として、「200万円」をクラウドファンディングの目標としております。研究には、音響・映像のスペシャリストと共に、AIデータ解析の専門家・研究者も参画致します。研究成果は、随時発表、ご報告し、進捗状況をお知らせ申し上げます。
「ペンギンたちがなにを語り合っているのか?」それは、ペンギン・ファン共通の関心事です。それだけではありません。ペンギン会話の理解が深まり、より簡便な個体識別手法が開発されることによって、「ペンギン観察」が一層楽しくなるだけでなく、野生個体群の研究や保全・救護活動にも、その技術や知見が応用できるかもしれません。さらに、動物園・水族館でのペンギン飼育や繁殖・適切な管理にも貢献できるでしょう。
今回のプロジェクトの詳細につきましては、「ペンギン大学」に発表した「クラウドファンディングのご案内」をご確認下さい。皆様のご支援、お力添えを、ぜひともよろしくお願い申し上げます。