「読売KODOMO新聞」にペンギンの記事が掲載されました(^o^)/

2011 年 5 月 15 日 日曜日

5月12日に発行された「読売KODOMO新聞」に、2ページにわたって「動物園や水族館でのペンギンへのいたずら」に関する記事が掲載されました。

読売KODOMO新聞1 読売KODOMO新聞2

なんと、この記事をまとめた福元洋平記者は、全国24ヶ所の施設で、ケータイや鏡を使ったペンギンへのいたずらが発生していることを確認したそうです。また、いたずらで投げ込まれた1円玉を親鳥が3ヶ月のヒナに与えて、ヒナが死んでしまったという熊本市動植物園の事例も紹介しています。

ペンギンへのいたずらについては、以前にも新聞などで紹介されたことがありますが、このように徹底した調査が行われたのは、たぶんマスコミでは初めてのことだと思います。

実は、この記事をまとめた福元記者は、ペンギン全般に関する取材のために、私の勤務先まで訪ねて来られました。それが、あの3月11日だったんです。しかも、私が生徒を校庭に避難させている、まさにその最中にお話をしました。急いで名刺交換し、ポイントをお話して、すぐにお帰りになりました。

その後、福元さんは「震災取材」で忙しく、しばらくご連絡がありませんでしたが、昨日、掲載紙を送って下さったのです。私にとって、おそらく一生忘れられない「取材」になるでしょう。

コメント / トラックバック 4 件

  1. 新山 より:

    お久しぶりです。
    個人的にいろいろあったのと、震災で被災していない人間がコメントするのもどうかと思い、ブログはずっと読ませていただいていたのですが、コメントは控えておりました。

    ペンギンへのいたずらですが、よくあります。
    光を使ってのいたずらも当然のことながらありますが、個人的には「退屈している若いペンギンに遊びを提供してくれている」と、あまり悪い方には捉えていません。ペンギンにとってはどうなのかは分かりませんが・・・。

    それよりも困るのは、物の投げ込みです。
    といってもわざと投げ込む事例は少ないようです。
    手を伸ばすと届きそうな所をペンギンが泳いでいますので、「手」だと怖いので、その代わりに「物」を振り回していると、ペンギンが攻撃してきてびっくりして離してしまい、結果的にプールに落としてしまうといった具合です。

    お手軽にただでもらえて自分に損害のでないパンフレットが、とにかく一番多いです。その他には、売店で買ったポップコーンを入れ物ごととか、サングラス、子供の靴、上を束ねるゴム、メモ帳、バッジ等です。

    ちなみにわざと入れる物は、これもやはりただで手に入って自分に損害のでない、木の枝がほとんどです。

  2. 上田一生 より:

    >新山 様
    貴重なコメントを、いつもありがとうございます_(._.)_!!
    お体の調子はいかがですか?私も、ようやく少し回復して参りました(~_~;)

    このブログでは、あの3月11日以来、私自身も被害軽微ながら震災を経験し、多くの被災地の友人の安否を確認しお手伝いをするために「震災関連」の情報提供や支援活動を重視しておりますが、「ペンギン全般」はもちろん、これまでこのサイトで関わってきたこと全てから関心を失い「撤退した」わけではございませんので、どうかこれまで通りのお力添え、お付き合いを、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!

    さて、ご指摘の通り、「入場者とペンギンとの隔たりを少なくすればするほど事故の起きる可能性も増えます。」この問題にどう対応するのかについては、個々の事例を積み重ね、辛抱強く検証を続けていくしかないのかな?と考えております。いかがでしょうか?

  3. 新山 より:

    上田様

    とてもお忙しいようですが、くれぐれもお体をいたわって、無理をなさらないようにしてください。健康第一です。
    私も家庭の事情とか、体調不良とかありましたが、ようやく落ち着いてきました。

    事故の起きる可能性については、おっしゃるとおりです。事故を起こさないように、あらゆる可能性を考えて、最善を尽くすしかないのですが、万が一、起こってしまった場合には、その結果をふまえて改善していかなければいけません。経験と情報の蓄積が重要です。

    上田さんの震災へのご尽力、その一方でますます燃え上がるペンギンへの情熱に感服しております。
    くどいようですが、くれぐれもお体をいたわって、無理をなさらない程度にご活躍ください。

  4. 上田一生 より:

    >新山 様
    いつも温かいコメントをありがとうございますm(__)m!!
    新山様も体調を崩されていたとか…、くれぐれもお大事になさって下さいm(__)m!!

    動物園や水族館での細かいながらも大切な飼育技術は、なかなか書物だけでは伝えきれないものだと考えております。
    日々の経験、成功も失敗も、担当者の思いやアイディアが積もり積もって、分厚い「ペンギン経験知の地層」が形成されていくのだとも思います。
    今後とも、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m!!

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