詳しくは、また様々な追加情報を総合してコメントしたいと考えておりますが、先程の村山様からの第一報に重なりながら、様々なマスコミ関係の方々から「コメント」を求められました(^○^)!!
中には…「これはいい話題なんでしょうか?それとも自由になったペンギンにとっては残念な話題なんでしょうか?」というご質問をいただいておりますので、まずは私の考え方を明確にしておきたいと思います。
もちろん、これは「良いニュース」です(^○^)!!最初から葛西で、つまり飼育下で生まれ育ったペンギンを、東京湾に放し続けるのは、むしろ「動物虐待」です!!何回もこのブログで繰り返してきましたが、今回の個体は野生の個体を連れてきたわけではありません。葛西臨海水族園が故郷であるペンギンです(^○^)!!ちょっと家出をしていた若者が、やっと家に帰ってきたとお考え下さいm(__)m!!
これまでも、インコやカナリアやブンチョウなど、もともと人間が繁殖させ「ペット」として飼っていた個体を、「狭いカゴから出して『自由』にしてあげる…」といった人間のひとりよがりな思い込みが、まかり通っていたキライがあります。残念なことです。そういう行為は、放された個体にとっての虐待以外のなにものでもありません。
野生の生き物には、すべて決まった生き方があります。縄張りや掟があります。そこに、人間が繁殖させた生き物を勝手に放すのは、二重の意味で自然や野生を冒涜する行為なのです。まず、必死で生活している野生動物にとっては、新たなライバルが出現することになります。自然の生態系を撹乱し破壊する行為なのです。また、放された飼育下個体にとっては、自分の面倒をみるべき人間からいきなり放り出されたことになります。つまり「捨て子」同然の仕打ちなのです。
いかに逃げ出したペンギンが東京湾でのくらしを楽しみ自由を謳歌しているように見えようと、それは所詮人間の自分勝手で一方的な思い入れに過ぎません。今日(5月25日(金))の最初のブログ、まだペンギン回収が報道される前に書いたブログをご覧下さいm(__)m!!脱出ペンギンは、決して安全な状況にあったとはいえないのです!!
さて、今回はこれくらいにしておきましょう(^○^)!!いずれにしても、私は、脱出ペンギンがこの3ヶ月を東京湾で無事に生き延び、無事に自宅に帰ったことを、心の底からうれしく思います(^o^)v!!今夜は、久しぶりにいい夢がみられそうです(^○^)!!
最後に、改めて、関係の皆様の温かいご理解とご協力とご努力とに、深い敬意と感謝の気持ちとを捧げますm(__)m!!S様!!Y様!!本当におめでとうございます(^○^)!!どうか今夜は、ゆっくりお休み下さいませm(__)m!!
上田先生、こんにちは!
「337番」くん(ちゃん、かも)の無事帰還、本当に良かったですね。
上田先生のおっしゃるとおり、東京湾で元気に生き延びていたのですね。
それにしても、どんな魚を食べていたのか?とか、海に出て本能が目覚めたのか!?とか、夜はどこで寝ていたのか?、猫にいじめられたりしなかったのか?・・・などなど、たくさんの興味が湧いてきます。
できることならばインタビューしてみたいものです。
HPによると、1週間の検疫期間とのことです。
まだまだ手放しでは喜べないということですね。
これからも見守っていきたいと思います。
皆様に いろいろご心配、ご迷惑をおかけしました。
このような急転直下の捕獲となるとは、夢にも思っていませんでした。
上田先生のマスコミに対するコメントなど、たいへんありがたかったです。
なお、記者会見の翌日には捕獲したペンギンの健康状態について、東京都からプレス発表しています。
>>kochan-mama 様
>>SAKAMOTO 様
温かいコメントをいただき、本当にありがとうございました(^○^)!!
脱出したペンギンが遠くにはいかないだろう、ということと、おそらくは豊かな東京湾に適応していくだろう、という2点を確信しておりました(^○^)!!
しかし…様々な事故もあり得ましたから、素早い回収が必要だ、とも考えておりました。
関係スタッフの皆様の果敢な行動が、ペンギンを救ったのだと思います(^o^)v!!
一度だけ、江戸川を探索したのですが、あそこまで遡っているとは予想外でした(~_~;)(汗)!?
実は、江戸川水系と荒川水系は、学生時代(38年前)に水源から河口まで全て踏破しておりましたので、ペンギンが上陸しそうなポイントが豊富にあることは容易に想像できました。
私も、「家出後の約3ヶ月間のくらしぶり」について、細かく知りたいな…と思います(^○^)!!
今は、1日も早く「出戻りペンギン」君が葛西のプールに再登場して欲しいと考えております(^○^)!!