最近の円高は、様々な海外旅行を割安にし、旅行好きの方々には、こたえられない好機となっているようですね(^○^)!!
例えば…いわゆる「南極ツアー」においても、かつては「14日間で99.8万円〜159.8万円」という値段は考えられないほどの格安レベルが実現しているようです。この写真の広告も新聞のど真ん中を占め、しかもすでに「催行決定」とのことで、人気があるようです。南米ウシュアイアを基地に、耐氷船(観光船)で南極半島西側を中心に巡るツアーのようです。
広告には何枚かの写真が「(イメージ)」として添付されていますが…、ジェンツーペンギンの写真に「アデリーペンギン」とキャプションが入っています。南極半島クルーズでは、多くの生物を観察できますから、その一種くらい種名が間違っていたとしてもたいした問題ではない…ということもできないわけではないでしょう。
しかし、冒頭にも記しました通り、南極ツアーも、すでにかなり日本人に浸透してきました。しかも、アデリーペンギンは、いわば南極を代表する生物であり、南極ペンギンの代名詞でもあります。その最も知られたアデリーとジェンツーとを取り違える…ということは、「南極観光」専門という「看板」を掲げる上で、決して誇りにはならないのではないでしょうか?
過日も、ある南極観光企画が問題になりましたが、関係の方々には「より上質の旅行企画」を目指して頑張っていただきたいものです。
一種どころか、アザラシとオットセイも逆では…(オットセイには耳たぶがあります/アザラシに耳たぶはありません)ここまで来ると、もう、逆に、ヒゲペンギンに「詰めが甘いなあ」と感じてしまいます(笑)