先日のお通夜でお別れを申し上げました。菊花でジャイアントパンダがつくられていたのが印象的でした。
思えば、2年前の7月には、増井光子さんとの突然のお別れがありました。
お世話になった、園館界の巨星が次々に失われていく気がして、気持ちが落ち込んでいます。上野動物園なくして、今のペンギン会議はありませんでした。「熱い心をもった園館の方々」に支えられ、育んでいただいて歩んできたペンギン会議です。
天声人語では、中川志郎さんの「動物への情熱」が語られています。私の実感では、「動物を愛する人間への情熱」、温かい「仲間意識」、先輩としてのまなざしや実質的な支援を躊躇しない行動力…、そういう姿勢が多くの方々の共感を生んだのだと感じています。
あらためて、中川志郎さんのご冥福をお祈り申し上げます。