マリンピア松島水族館ファンの皆様!
そして、東北の1日も早い復興と、被災地の皆様にエールを送ろうと切望していらっしゃる皆様。
また、「マリンピア松島水族館応援募金」にご協力いただいております皆様!
23日の再開を目指して、連日大奮闘されている、マリンピア松島水族館の川村隆専務から、以下のようなメッセージをいただきましたので、ご披露致します。
まずは、川村専務からメッセージをお読み下さい!!
(以下、川村専務のメールをそのまま引用致します)
「誰も想像すらできないほどの巨大地震と津波による大災害のあった3月11日から、ひと月以上が経ちました。
災害の発生以来、心も体も『緊急対応モード』となり、生き物を守ろう!施設を守ろう!と全員が一丸となって再開の日を目指して頑張ってきました。
それぞれが何をなすべきかということを直観的に感じ取り、寒さの中、力を合わせて黙々と泥や水と闘い、さまざまな困難と向き合い着々と克服してまいりました。情報網が回復してからは、皆様からたくさんの激励を頂戴し、どんなに励まされたことか、この場をお借りして御礼申し上げます。
気がつけば、温かな春風が吹き、当地でももう桜の季節になっていました・・・
無我夢中になって過ごしたひと月余りの日々を振り返ると、やっぱりマリンピアのポテンシャルはすごい!!ということを改めてしみじみと感じます。
80年の歴史は伊達じゃない、この力強さをこれからもいつまでも引き継いで行ってもらいたいと心から思います。
まだまだ頻繁な余震に不安な日は続きそうですが、又、たくさんの方々にご来館いただき、生き物たちを見て感動してもらい復興の一助となりますよう心から願っております。
不幸にも災害の最中、3頭のビーバー、マンボウ、コマッコウなど犠牲になった生き物たちもありました。
担当者をはじめ、皆できる限りの手を差し伸べた結果としてやむなしとは思いますが、貴重な経験として次に活かさなければならないと考えます。
どうかこれからのマリンピアを一層応援くださいますよう心からお願い申し上げます。
犠牲になった生き物たちの冥福を祈り、地道な努力を続けてくれた社員の皆さまと、時にひどい環境悪化にも耐えて生き延びてくれた生き物たちに感謝と敬意を、そして絶えず応援して下さった皆様に深く感謝を申し上げます。」
あの3月11日以来、幾多の辛酸をなめつつ、それでも希望を捨てることなく、自らも被災の苦しみを負いながら、水族館の再開に邁進してこられた、水族館スタッフの皆様に、改めて深い敬意を表します。
また、動物や人間に対する、あるいは「生命の尊厳」に対する、自らの犠牲を省みない篤い思いと実質的な行動力に、東北地方復興のエネルギーを感じ確信しております。
どうか皆様、「マリンピア松島水族館応援募金」にますますのご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます!!
マリンピアクラブ 上田一生